2012年03月17日

ガザの「死亡」対「混乱」

2012年03月13日
ピーター・ハート

イスラエル/パレスチナ報道は、どうしたわけか、異常に不均衡な対立を、より「均衡がとれた」ように見せることをしばしば目論む。ワシントンポスト (3/12/12) のこの行

戦闘は、ふたりを除けばすべて闘士のガザ人18人を殺し、ロケット攻撃の範囲内に住むイスラエル人、100万人ほどの生活を混乱させた。

なぜ、殺戮された人びと18人が、日常生活の混乱と比較されるのか? 仮に混乱が標準ならば、ひとは、ガザ人のどれだけが、停電、無人機、砲撃などで、彼らの生活を混乱させられてきたかを断定しなければならないだろう。

このような一文は、大きく不均衡な現実の「平衡」の試みとしか見えないだろう。

(ひとは常に、もちろん、軍隊により、殺された人びとに適用されるとき「闘士」のことばに懐疑的であるべきだ;しばしばそれは、彼らの死が受け入れ可能に見えるようにするため、適用するラベルに過ぎない。)

原文:FAIR
posted by mizya at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック