2012年03月20日

拘留の子どもたちに尋問するイスラエルの政策

DIAA HADID
Associated Press
2012年03月16日

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この2012年3月12日の写真で、マフムード・アルアラミ、10歳、が左に... ((AP Photo/Diaa Hadid))

ベイト・ウマル、西岸--マフムード・アルアラミが9歳のとき、イスラエル兵は、彼が石を投げるのを見つけて、彼のおじの腕から彼を掴み出し、彼を肩に放り上げ、連れ去った。

マフムード、現在10歳は、彼が続いて目隠しされ、手枷され、平手打ちされて、イスラエル兵士らに石を投げたと自白し、同じことをする子どもたちを特定するよう命じられたと語る。

マフムードは、西岸と東エルサレムのアラブ地区で、イスラエル治安部隊により毎月拘留される、何十人ものパレスチナ人未成年者のひとりで、今週発表された報告によれば、尋問され、他のものについて報告するよう圧力を加えられた。

組織、Save the Childrenのスウェーデン支部と東エルサレムYMCAによる報告は、その殆どが、イスラエル軍が投石したとして非難し、彼らの家庭への夜間襲撃において、2011年に拘留された17歳以下の未成年者、297人の事例を調査した。

拘留は、彼ら(イスラエル)が、子どもたちにトラウマを与え、権利を侵害していると語る、人権集団からの批判を招いている。人権活動家たちは、イスラエルが、再び投石しないよう幼い子どもたちを脅かし、同様に、より年長の投石の若者たちの情報を引き出すため、拘留を使用しているように見えると語る。彼らは、尋問者らがまた、西岸中で起こる毎週のデモンストレーションのパレスチナ人リーダーに対する証拠を集めると語る。デモンストレーションはしばしば、投石の若者たちと催涙ガスやゴム(皮膜)弾を発砲するイスラエル兵士との間の衝突に変わる。

イスラエル軍は、パレスチナの若者が投げる石が、危険で、致命的でさえあり得ると指摘する(ユダヤ人入植者がパレスチナ人に投げる石は? - mizya)。9月、西岸を横断する高速道路で、石が車輌に投げつけられ、イスラエル人入植者とその1歳の息子が、車衝突(cash? 多分clash)で死んだ。

(略)

マフムードは、去年2月、彼が数時間拘束されたとき、兵士らに石を投げていたことを否定する。彼の村、ベイト・ウマルの軍監視塔近くで、彼は、イスラエル兵士を真似る友達に - 子どもたちが「アラブ人とユダヤ人」と呼ぶ遊びで - 石を投げていたと語る。近くにいた兵士らが、自分たちが標的にされたと思ったと、彼は語った。

「ただの遊びだった」と、5年生は語った。

兵士らは子どもたちを追い、マフムードは、精神的障害を持つおじの腕に走り込んだが、兵士らが彼を引き離した。少年は、正午頃から夜遅くまで捕らえられた。彼の母親は、彼が、兵士が戻ってくる悪夢にまだうなされると語る。

(略:長いので)

未成年者の殆どが、裁判になることはない、というのも、彼らが通常、刑を減少させると弁護士が告げる答弁取引(刑の軽減と引き換えに有罪を認める:訳注)に同意するからだ。パレスチナの若者たち、あるいはその弁護士で、彼らが公正な裁判を受けるだろうと考えるものは殆どいない。

イスラエル人権集団、B'tselemによれば、2005年から2010年を通し、17歳以下の未成年、834人が、投石の罪でイスラエル軍事法廷に連れてこられた。これらの288人 - 1/3ほど - が、12歳から15歳の間だった。ひとりを除き全員が、殆ど答弁取引で有罪となり、刑務所で数週間から数ヵ月を過ごした。

人権活動家たちは、子どもたちの尋問と、自白の使用が、ことさら問題と語る。

14歳と15歳の少年ふたりからの自白が、ナビサレ村の45歳の抗議リーダー、ロンドン拠点のアムネスティ・インタナショナルにより「良心の囚人」と呼ばれた、バッシム・アッタミミに対する告発で、どっかりと主役を演じた。アッタミミは、2011年3月以来、若者に石を投げるよう鼓舞し、デモンストレーションを組織した罪で、捕らえられてきた。

イスラエル軍は、アッタミミに対する訴訟事実の一部として使用するため、少年たちへの尋問を録画した。5時間の尋問を40分ほどに編集したヴィデオのひとつは、被告弁護団から映像を入手した活動家たちによりYouTubeに掲載された。

それは、若者のひとり、イスラーム・ダルアッユーブ、当時14歳が、疲れてあくびするのを示す。彼が、眠るのも食べるのも、あるいはトイレに行くことも許されなかったと、この事件を追いかけるイスラエル人活動家、ヨナタン・ポーラックは語った。ヴィデオで、彼は、尋問で彼を苦しめる大人ふたり、時々3人に、時々、泣き叫ぶ。

「なぜ泣き叫ぶのだ?」と尋問者のひとりが訊く。

「ぼく落第しちゃうの怖いんだ」と、彼はすすり泣く。その後、一時的眠りに落ちる。

(略)

月曜日に発表されたSave the Childrenによる報告によれば、睡眠が拒まれたと報告する多くの拘留された未成年者たちは、彼らが、目隠しされ、手枷され、平手打ちされ、あるいは、自白を脅されたと語った。殆どが、彼らはその権利を告げられなかったと語った。報告の子どもたちの多くがその後、パニック発作から鬱と躁に及ぶトラウマを被った。

子どもたちが、数時間から数ヵ月に及ぶ期間、捕らえられたと集団は語った。

軍当局者は、殆どの事例で、子どもたちの弁護士が、主張される虐待に関する告訴を起こさなかったので、コメントできないと語った。彼は、裁判を迅速にするため、尋問が典型的に、若者逮捕直後に始まると語った。

逮捕は、子どもたちが隣人に対する自白を脅されるので、緊密な村の関係をもまたひずませる。親は、誰かを密告した子どもをめぐり激論すると、その息子、モハメドが、14歳で、投石で6週間投獄された、ファーティマ・アワド、50歳は語った。

現在15歳のモハメドは、母親がもはや、彼をデモンストレーションに参加させないと語った。

「ぼくたち皆が石を投げ、ひとりやふたりじゃない」とモハメドは語った。「連中が子どもたち数人を連れて行けば、止まると思う? 止まらない。他がいるだろう」。

全文:MercuryNews.com

アーカイヴ:尋問官が市民抗議者の裁判で未成年者尋問はジョークだったと語る(01月10日)


posted by mizya at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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