2012年03月28日

ナビ・サレ:イスラエル兵士らがゴム皮膜鋼鉄弾で15歳の顔を撃つ

2012年03月24日

ヨナタン・ポラック

2012年3月23日 民衆闘争調整委員会

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顔を撃たれて数分後のエッズ・タミミ、15歳。Picture credit: ActiveStills

短距離から撃たれた弾丸が、少年の顔に命中し、右頬を貫き穴をあけた。

イスラエル境界警官らが、今日、西岸の村、ナビ・サレの毎週のデモンストレーションで、20メートルほどの距離から、15歳、エッズ・タミミの顔にゴム-皮膜弾を撃った。少年の頬に命中した弾丸は、大きな穴を抉りとり、通り抜けた。イスラエル軍自身の発砲規則は、未成年者に対するゴム-皮膜弾の使用を禁止する。

メディアコンタクト:ヨナタン・ポラック +972-54-632-7736

事件は、デモンストレーションが開催された場所から数百メートル離れた村の中央で、境界警官が村に侵入したとき、起こった。

何ヵ月かで初めて、抗議者たちは、2年以上前入植者らにより強奪された、村のデモンストレーションの口火を切った、争う水泉の近くに到達し得た。抗議者たち、主として村の女たちは、予期しない方向から泉に向って進むことで、兵士らを狼狽させ得た。泉から数メートル離れたところで兵士らに抑止された抗議者たちは、続けてユダヤ人専用ハラミシュ入植地近隣に繋がる道路を20分ほど閉鎖した。

前夜、イスラエル軍は、過去3週間、殆ど夜毎慣例となったこと、村にもうひとつの夜間襲撃を行なった。

原文:International Solidarity Movement


 右の頬に穴をあけたということは、弾丸は口から出ていったのだろうか。体内に留まらなかったなら不幸中の幸いかもしれない。ゴム皮膜弾は体内に留まって致命傷となることも少なくない。筆者、ヨナタン・ポラックは、ユダヤ系イスラエル人活動家だ。ゴム弾と省略せずに、ゴム-皮膜鋼鉄弾と書いているところが嬉しい、括弧で括る訳注を入れずに済むから。テルアヴィヴでのガザ封鎖に対する抗議で、投獄を経験している。そのときの記事をアーカイヴで:

アーカイヴ:イスラエル活動家、ジョナサン・ポラックが懲役3ヵ月の判決(2010年12月30日)
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