部分的に破壊されたシェパード・ホテルを東エルサレム、シェイフ・ジャッラ地区のフェンス越しに望む、4月2日 (Reuters/Ammar Awad)
Jihan Abdalla
エルサレム (Reuters) -- イスラエル最高裁は、月曜日、著名なパレスチナ家族が、陸標と、今、東エルサレムに遺棄された建物の所有権を主張できないと裁決し -- ユダヤ人入植地計画に道を開く。
フセイニ家は、現在部分的に破壊されたシェパード・ホテルが、彼らの土地と東エルサレムへのパレスチナの権利の象徴であると語り、裁判所の判決を批判した。
シェパード・ホテルは、1930年代に建設され、英国とシオニストと闘った偉大なイスラーム法学者、ハッジ・アミン・フセイニのエルサレムの家として役立てられた。
それ(シェパード・ホテル)は、1967年に、強奪され、東エルサレムの併合後、イスラエルにより「不在者財産」と宣言された。財産所有権は、1985年に、フロリダのビジネスマンでユダヤ人入植者らのパトロン、アーヴィング・モスコウィッツに売られたイスラエルの会社に移管された。
2009年、イスラエルのエルサレム市役所が、建物をアパート20戸の建物に取って代える計画を承認した。イスラエル政府関係者は、ワシントンが、米国駐在イスラエル大使に、計画への反対を表明したと語った。
「合法的にわたしたちのものであるこの資産は、わたしたちの土地とエルサレムへのパレスチナ人の権利を表わす」と、月曜日、資産の相続人でフセイニの孫娘、モナ・フセイニは語った。
家族の訴訟を退けるにあたり、裁判所は、提訴がもたらされるには、イスラエル当局が資産を民間開発業者に移管してからあまりに多くの時間が経過したと語ったと、原告の弁護士は語った。
家族は、用地が売り払われた当時、知らなかったと語った。
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全文:Ma'an News Agency
「民間開発業者に移管」したとされるのが、1985年ならば、27年前だ。3200年前とされる「出エジプト」で、モーセに率いられて向かった先が、現在のパレスチナかどうかは非常に疑わしいが(モーセ以前にユダヤ教など存在しなかったとわたしは考えている)、27年でさえ「あまりに多くの時間が経過した」なら、3200年はどうだろう。