ナビ・サレの16歳、アナン・タミミは、今朝、学校に行く途中、この数週間で3度目、イスラエル兵らに逮捕された。
by Manal Tamimi, 02 April 2012
シオニストIDF(イスラエル国防軍)は、子ども、アナン・ナジ・タミミを、この40日間で3度目、逮捕した。アナンは、先月、朝午前3:00、自宅で逮捕された。彼の罪は、違法な抗議行動に参加し、子どもたちのひとりが石を投げている抗議で兵士らのひとりが撮った写真によれば、石を投げたというものだった。
弁護士は、軍が所持する写真がアナンでないと証明し、保釈金、500ドルを支払った後、彼は解放された。検察長官は、再び彼を逮捕すると脅した。
1ヵ月後彼らは、朝、午前2:00、彼を再び自宅から逮捕し、2時間、彼を尋問し、彼を殴り、彼らが最初示した同じ写真を見せた。アナンは、この写真が彼でないから前回釈放されたのだと主張した。朝、午前4:00、シオニスト軍隊は、手枷し目隠して、彼を空き地に投げ出し、ひとりで家に帰れと告げて、彼を解放した。目から目隠しを取り除くまで、彼は格闘し、入植者らの通りをひとり、半マイルほど歩いた。彼は、入植者のひとりが彼を見たので、彼を殴り殺すかもしれないととても怖かったと語った。彼は、寒さと恐れに震えながら家にたどり着いた。彼の手は、きつい手枷(ニッポンでいう結束バンド)で腫れ上がっていた。
この事件から1週間後の今朝、イスラエル軍は、同じ写真により、学校へ行く途中で、彼を3度目逮捕した。アナンは今、オフェル刑務所にあり、明日、彼は、同じ罪:写真のひとがアナンでないと明白だったので、判事が第1回目拒絶した同じ写真、彼らが証拠があると語る、違法抗議行動への参加と投石で審問がある。
これは、わたしたちの子どもたちが直面しなければならない、そして彼らが、このシオニスト占領からどれほど苦しまなければならないかというひとつの物語だ。
原文:Stop the Wall