2012年04月24日

イスラエル入植者らがアルハリールで国連代表団を攻撃

2012年04月20日

アルハリール(ヘブロン)、(PIC) -- ユダヤ人入植者らは、アルハリール大学で開催されている、国連へのパレスチナ加盟に関する会議に参加している多くの外国人法律学教授に、Beit Hadasaユダヤ人入植地に近い旧市街を見学しているとき、石と廃物を投げた。

代表団は、イスラエル占領兵士らとユダヤ人入植者らが、どのようにパレスチナ人に振る舞うか見学するため、2日間旧市街を訪ねた。

彼らは、旧市街のパレスチナ住民に対する措置や制限、占領軍による粗野な扱いや、入植者らによるハラスメントを彼ら自身見学するため、大学の教官でアルハリールを守備する活動家、ムハマド・アルジャルビーニに案内された。

訪問の代表団はまた、シュハーダ通りの閉鎖や、地元住民とテラルルメイダ住民にそれが及ぼす影響について情報を与えられた。

オックスフォード大学の教官で研究者、アッバス・シェブラクは、旧市街の状況が、パレスチナ人を根絶するために占領(勢力)に使用されるファシスト的手法と、他者の排斥を目論むイスラエル・メンタリティの明確な証拠と語った。

彼はさらに、占領とその入植者らの実践に関してメディアが示すのは、そこでの事実の5%を越えないと付け加え、アルハリールでの占領実践は、南アフリカでの消滅したアパルトヘイト政権の実践よりさらに悪いと評した。

オールソウルズカレッジ(オックスフォード大学)の上級学術調査研究員、Guy S. Goodwin-Gillは、彼としては、世界中の武力紛争の多くの地域を訪ねてきたが、アルハリール旧市街で見たようなことはかつて見たことがなかったと語った。

原文:The Palestinian Information Center


 アパルトヘイト政権下の南アフリカを、わたしは訪ねたことはなかったけれど、イスラエルの占領政策が、南アフリカのアパルトヘイトより「悪い」と、例えばデズモンド・ツツ司教など、南アフリカでアパルトヘイトと闘ってきた人たちがいうのだから間違いないと思う。イスラエルはナチスドイツをしのぐ。通常、世界は弾圧を、かくも長く放置することはなかった。放置されるなら、もちろん弾圧の度合いは深まる。そして世界はその残忍に慣れ、自らも残忍になっていく。
posted by mizya at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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