サルフィト (Ma'an) -- イスラエル当局が、金曜日午後、サルフィト近くのオリーヴ樹500本ばかりをブルドーザで押し倒したと、地元住民はMa'anに語った。
イスラエル当局は、アルダヘル地区を国有地と主張したが、サルフィト住民、アフマド・ティーブ・アルカムとサミール・アルマスリは、彼らが土地を所有すると語る。
サルフィトの農業開発協同組合の技術者で所長でもあるサミール・アルマスリは、兵士らに伴われた職員らが、彼の土地のオリーヴ樹300本以上を引き抜き、10ドゥナム(1万平米)を破壊したと語った。
アフマド・ティーブ・アルカム、87歳は、ブルドーザが、10ドゥナムの土地を均し、彼の家族により組み上げられた岩の土留め同様、オリーヴの若木200本を引き抜いたと語った。
アルカムは、彼が両親から土地を相続し、それを証明する文書を持っていると語り、彼が土地から動かないと強調した。
原文:Ma'an News agency
毎日届くニュースのひとつを、ときには...。まず国有地に、そして入植地に、イスラエルの土地強奪の手法。これが毎日、西岸のあちこちで起こっているのだから、パレスチナ人が住む土地はいずれなくなってしまう。国際社会はうつむいてかたくなに沈黙する。