2012年04月25日

少年、15歳が8回目の出廷

2012年04月22日

バシル・アブマリアは、10台の軍用ジープに合計で兵士60人が、午前2時、ベイトオマルの家々を襲撃した、2012年3月6日に逮捕された。彼は、寒い夜、他の衣服を羽織る時間も与えられないまま、兵士らによって連れて行かれた。

これはもちろん、家族全員にとり、驚くべき出来事だった。今や、夜に怯え、トイレにひとりで行きたがらない、ことさらバシルの幼い妹にとって。

彼女と他の兄弟姉妹は毎日、彼らの大きな兄について話す。

その同じ夜、他の少年ふたりが逮捕され、次の夜、他の3人が逮捕された。これら少年の誰も、判決を受けていないが、まだ投獄されている。

バシルは、石を投げ、デモンストレーションに参加したと非難される。しかし、逮捕されて以来、既に7回、オフェル裁判所を経験し、イスラエルが彼に関して何も持っていないことは明らかだ。これは、家族たちを傷つけ、これにより占領に対する民衆闘争を押し潰すことを望むイスラエルにより使用される一般的慣例だ。

バシルは、パレスチナ人殆ど同様、最初の尋問で弁護士(立ち会い)を許されなかった。実際、彼は法廷でのみ、弁護士に会う。

2012年5月9日、彼は、8回目、オフェル裁判所に戻るだろう! 検察官が新しい証拠を持っているとは誰も考えていない。同時に誰も、証拠のこの欠落が、(民主国家での事例のように)バシルの解放に結びつくだろうと考えない。

逮捕されたパレスチナ人の99%以上が、これら軍事法廷で結局有罪と判決される。

原文:Palestine Solidarity Project

アーカイヴ:アナン・タミミ(04月08日)
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