UNIFIL(国連レバノン暫定駐留軍)トップ、Serra少将が、レバノン南部のクファル・キラ村正面に沿った1km総延長、イスラエル側に建設されている、新たに建設された壁を観察しながらレバノン軍士官と歩く (Photo: Reuters – Ali Hashisho)
2012年05月05日土曜日
レバノン軍が、壁がレバノン領域内にあると主張した後、イスラエル軍が、土曜日、レバノンの村、クファル・キラ近くに建設していた壁の工事を休止したと、国立通信社は報じた。
イスラエル軍が、高さ6メートルの壁を建設していて、レバノンと歴史的パレスチナを分ける国連に引かれた境界設定、ブルーラインを、木曜日におよそ65センチメートル侵したと、軍は語った。
イスラエルは、先立って、壁がブルーラインのその(イスラエル)サイドにのみ建設され、レバノン領域を侵害しないだろうと主張していた。
国連レバノン暫定駐留軍 (UNIFIL) 指揮官、Paolo Serra少将は、動きをレバノン主権の「露骨な侵害」として非難した。
(略)
イスラエルは、ブルーライン近くに位置する町の安全を高めるための障壁が必要と語るが、評論家たちは、南レバノンに対するイスラエルによる攻撃的振る舞いのもうひとつの例と語り、障壁構築でユダヤ人国家を非難した。
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