2012年05月04日金曜日
アムネスティ・インタナショナルは今日、ハンガーストライキ67日目で、すぐにも死の危機をはらむパレスチナ男性ふたり、ビラール・ディアブとターエル・ハラフレについて、世界中の個人からイスラエル当局に連絡をとるよう、緊急行動を求める呼びかけを発表した。どちらも、刑事告発も裁判もないまま、イスラエルにより捕らえられている。
アムネスティの緊急行動要請始まる:
パレスチナ人ハンガーストライカーふたりの生命は、イスラエル最高裁判所が、刑事告訴も裁判もない彼らの拘留に対する申し立てへの裁決を延期して、危険な状態にある。ハンガーストライキしている他の行政拘留者たちは、独立した医師たちへのアクセスをまだ拒まれている。
ビラール・ディアブとターエル・ハラフレの行政拘留に対するイスラエル最高裁判所への訴えは、5月3日に聴聞されたが、裁判官らはまだ裁決を出していない。どちらも、2月29日のどこかからハンガーストライキしてきて、どちらも、イスラエル刑務所業務 (IPS) 係官・医師らに虐待されたと彼らの弁護士に伝えた。
警告はまた、ラムレ刑務所クリニックに留まり、独立の医師団の診察を許されてこなかったハンガーストライカー、ハッサン・サファディ、オマル・アブシャラール、ジャーファル・イッザッディーン、マフムード・サルサクの事例をあげる。
サルサクは、2009年にイスラエル軍により拉致された、サッカーのパレスチナ・ナショナルチームのメンバーで、以来、刑事告訴も裁判もなく捕らえられてきた。
アムネスティは、男たちの解放を要求するため彼らが提供するアドレスを使って、イスラエル当局に連絡をとるための行動警告を読むよう、すべてに促す。
ニューヨークタイムズがハンガーストライキを報じる
ハンガーストライキについての長い沈黙を終えて、ニューヨークタイムズは、新エルサレム支局長、Jodi Rudorenによる必読の報告を公表した。
Rudorenは、危機的病状にある愛する者から隔てられた、ターエル・ハラフレの家族の状態を強調した:
ハラフレ氏が食べるのを止めて以来殆ど毎日、彼の親類、隣人、友人たちは、ヘブロン丘陵の遠く離れたここ、彼の家で、午前9時から午後11時まで、彼らの多くもまた共鳴から食物なしで、ヴィジル(祈願の通夜、というか、集まり)してきた。
(略:原文で)
全文:The Electronic Intifada