イスラエル刑務所業務エリート、「マサダ」部隊指揮官による証言が、障壁に対するデモンストレーションに反撃するIDF手法を明確にする。
Chaim Levinson
隠密兵士らが、パレスチナ村、ビリンでの毎週のデモンストレーションに反撃するその活動の部分として、IDF(イスラエル防衛軍)兵士らの「全般的方角」に石を投げたと、イスラエル刑務所業務エリート、「マサダ」部隊指揮官は、モハメド・バラケ(ハダシュ/平和平等民主戦線)MK(クネセトメンバー/イスラエル国会議員)の裁判での最近の証言で明かした。
バラケは、デモンストレータ逮捕を試みていたビリンの国境警備員攻撃で告発された。
2005年、ビリンでIDF兵士らに立ち向かうモハメド・バラケ議員
Photo by: Reuters
2005年以来、住民の土地の多くから村を切り離す、ビリンの分離壁に反対する毎週の抗議は、イスラエルと国際活動家の参加同様、国際的注目を引きつけてきた。
「マサダ」戦闘員何人かが、テルアヴィヴ簡易裁判所でのバラケの裁判で2週間前に証言した。戦闘員らはカーテンの陰から証言し、彼らの身元は秘密のままだ。中心的証人は、「マサダ」の士官、「戦闘員102」で、法廷に「我々は、ビリンの分離壁での混乱反撃のため派遣された。わたしが隠密活動に従事する初めてのことだった。ふたりが逮捕され、彼らはパレスチナ人だった」と語った。
被告側弁護士、Orna Kohnに、隠密兵士らが石を投げたか質問されて、「102」は、投げたと答えた。IDF兵士らに向け石を投げたか尋ねられ、彼は「全般的方角」にと答えた。
(略)
全文:Haaretz.com
写真は「IDF兵士らに立ち向かうモハメド・バラケ議員」というより「IDF兵士らに首を絞められるモハメド・バラケ議員」といった風情... 自国の国会議員を肉体的に攻撃する兵士というのもそう多くはないと思う。
パレスチナ人を逮捕するための、パレスチナ人に変装しての「投石」、以前から言われていたことだけれど、裁判所で「証言」されたのは初めて。