2012年05月09日水曜日
「政治的、社会的、文化的問題にタックルするため、サッカーの普遍的力を利用する」学生主導の国際組織、「国境なきサッカーボール(Football Beyond Borders/FBB)」は、イスラエルの過酷な行政勾留政策とイスラエル刑務所内における基本的人権の欠如に抗議して、現在ハンガーストライキしているパレスチナ囚何千人もに連帯する書簡を発表した。
The Electronic Intifadaに送られたプレスリリースで、FBB報道官は、「FBB:中東2011プロジェクト」の一部として、昨年パレスチナに旅した彼らの代表団メンバーたちが、ハンガーストライキのパレスチナ囚に連帯して立ち上がっていると言及した。今日発表された、彼らの連帯と支持の声明は、イスラエル刑務所業務、軍法務官、イスラエル国防大臣、英国駐在イスラエル大使に同時に送られた。
声明は、2009年にイスラエル軍により逮捕・拘留され、それ以来ずっと行政拘留にある、パレスチナ・ナショナルチームのサッカー選手、マフムード・サルサクの深刻な状況に焦点を合わせた。サルサクは、ラミ・アルメガーリが最近The Electronic Intifadaで報告したように、集団的ハンガーストライキに加わってきたパレスチナ囚、およそ2,000人のひとりであり - その多くが重大な肉体的状態に直面している。サルサクは、数週間前入院した。
この力強い連帯の声明に加えて、FBBはまた、イスラエルで開催されることになっている、欧州サッカー連盟 (UEFA) 2013年21歳未満ヨーロッパ選手権をボイコットするだろうと、公式に発表した。2011年6月、パレスチナ運動競技クラブの多くが、2013年の試合をイスラエルに開催させる彼らの決定に抗議して、UEFAの長に書簡を送った。「パレスチナ運動競技コミュニティに対して、イスラエルが実施する多くの虐待のひとつとしての」サッカー・スターの恣意的拘留に書簡が言及したと、アルメガーリは、サルサクに関する彼の報告に付け加えた。(アーカイヴ記事参照)
FBB声明:(略)
全文:The Electronic Intifada
アーカイヴ:パレスチナ・サッカー・スターが4週間のハンガーストライキで重態(04月23日)