2012年05月20日

違法入植地をめぐるイスラエルの迷走 - 2題

「造成業者が入植者らを欺き」パレスチナの土地に引っ越し
2012年05月16日水曜日

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テルアヴィヴ、イスラエル (Ma'an) -- イスラエルメディアは、火曜日、宅地造成業者が、申し立てによると、違法西岸前哨基地、Ulpana Hillに家を購入したイスラエルのカップルを騙したと報じた。

Haaretz新聞は、火曜日、開発業者がカップルに、彼らの戸建てが建てられた土地は、実際はパレスチナの土地であるのに、世界シオニスト機関に所有されると告げたと報じた。

報道は、Beit El「界隈」住人が、パレスチナの土地に建てられたと知らずに、彼らがそれを購入したと主張したことを示す文書を引用した。文書は、裁判所申請に関するものだった。

カップルは、伝えられるところでは、前哨基地が撤退させられるなら、彼らの家が破壊されるかもしれないと恐れる。

原文:Ma'an News Agency

入植地が4,400万シェケルを得る

財政委員会が、野党代表不在の中、入植地建設に賛成する資金の新規割当承認
Zvi Lavi
2012年05月15日

クネセトの財政委員会は、火曜日、西岸入植地に賛成する4,400万シェケル(およそ1,200万ドル)の割当を承認した。4,400万シェケルのうち1,700万シェケルほどは、Migron引揚者らのための補償として支給されるだろう。

(略)

全文:Ynet news.com


 東エルサレムを含む西岸は被占領地で、イスラエル人が西岸に家を「購入」すると決めた段階で、国際法下、既に違法である。グリーンラインを越えては住まないと決意するイスラエル人にとって、入植者が「B級市民、C級市民」の所以である。「界隈(neighborhood)」は入植地(settlement)の言葉に代えてシオニストが好んで使う。「入植地」には「違法」のニュアンスがつきまとうからだろう。入植地を「界隈」と名付けてみたところで、違法の本質を拭い去ることはできない。入植地が、イスラエル政府により、パレスチナ人から没収された土地に建設されること(イスラエル法に於いては合法)に引き換え、「前哨基地」は、領地拡大を目指す入植者らが、イスラエル国家による没収を待たずに、パレスチナ人が所有する土地に家を建設(イスラエル法に於いても違法)し、「権利」を既成事実化する。「Migron引揚者」というのは、この「違法前哨基地」からの撤退を命じられた入植者らのことだ。入植地建設のための土地の補償を、パレスチナ人にしたことのないイスラエルが(だから強奪なのだけれど)、イスラエル法においてさえ違法の「前哨基地」から撤退する入植者らに「補償」を支払うとしたら、やはりイスラエルは無法国家である。


posted by mizya at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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