2012年05月21日
西岸入植者らが、イスラエル兵士らが介入せず傍観する中、非武装のパレスチナ人を狙い撃つ場合、それはストーリだ - ことさら、パレスチナ人のひとりが頭に負傷を被る場合。したがって、この週末、パレスチナ村、アシラ・アルキブリーヤ近くの衝突が、広く - 972で、ガーディアンで、ワシントンポストで、Haaretzで、 Daily Dishで、そして他で、報道されてきたのは当然だ。それにも拘らず、このストーリが、現実、いかに驚くほどでないか、その原則が、いかに例外でないか、吟味することは重要だ。
西岸に配置されたイスラエル兵士らの主要な使命は、パレスチナ人から入植者らを保護することだ。入植者らからパレスチナ人を保護する仕事は、それが起こるとき、大規模に人員不足の個々のイスラエル警察部隊の肩にかかる。この不均衡 - 入植者らの事実上の協力者である有り余る軍隊、理論的にはパレスチナ人を助ける筈の、しかしあたりに見当たらないちっぽけな警察部隊 - は、パレスチナ人ハラスメントやもっと悪いことの処方箋だ。
これは、刑罰免除を殆ど保証されて、なぜ入植者らが繰り返し、パレスチナ農夫たちのオリーヴ樹を燃やしたり切り倒したりしてきたかの説明を補う。そしてそれは、イスラエル兵士らが数フィートの所にいる中で、なぜ入植者のあるものたちが、見たところ、パレスチナ人を撃つことに心地よく感じているかの説明を補う。このすべては、パレスチナ人がそこに正当に存在するのに引き換え、入植者らが国際法に反して西岸に住む事実にも拘らず、である。
(略)
ここに、B'Tselem報告抜粋と、続いてB'Tselemヴィデオクリップ:
2012年5月19日、土曜日、午後4時半頃、入植者大集団が、Yitzhar入植地から、アシラ・アルキブリーヤ村の東郊外に押しかけた。B'Tselemヴォランティア写真家は、2つの角度から出来事を撮影した。ヴィデオは、その何人かが覆面し武装し、パレスチナ人の家々に石を投げる入植者らを示し、火が燃え始める... 覆面した入植者のひとりは、歩兵部隊兵士らにのみ使用される「Tavor」ライフル銃で武装し、彼が休暇中の兵士との疑いが生じる。
村のパレスチナの若者たちがすぐ到着して、入植者らに石を投げた... 午後5時頃、一面に相互投石がある一方、入植者3人のグループが兵士と共に、パレスチナの若者たちの前に立つのが見られる。その(見られる)入植者のふたりは、M4ライフル銃で武装し、ひとりはピストルで武装していた。入植者のひとりは、警察帽らしきものを被っている。ヴィデオフィルムは、入植者らがパレスチナ人に武器を向け発砲するのを示す。
発砲は村住民、ファトヒ・アサイーラ、24歳の頭部に負傷を負わせた。
ここに、ヴィデオのひとつがある。40秒の標で、どのように、武装入植者のひとりが、射撃を開始できるよう、彼の発砲のラインから外れるよう兵士に手を振り、そして兵士が応じたように見えるかに注目。クリップのこの解読が正確であろうとなかろうと、それは、あまりにもしばしば、入植者と兵士の間の関係である適切な象徴だ。
btselem
全文:the Atlantic