2012年06月20日

イスラエルのオウンゴール

2012年06月19日

裁判もなく告発もなく捕らえられたパレスチナ人サッカー選手の解放に到達する決定まで、3ヵ月のハンガーストライキを要した。

意思決定者らが、最後の瞬間に正気づき、サッカー選手、パレスチナ・ナショナルチーム・メンバー、マフムード・サルサクの解放を - イスラエル刑務所での彼の差し迫る死を回避して、定めると合意したことはよい。終生、彼の健康に刻印を残すだろう、ハンガーストライキ3ヵ月を要したことは気の毒だ。彼の解放に合意したのが今だったとの事実は、そもそもサルサクの拘留に繋がり、そして今突然、蒸発して消え失せた秘密で知ることのできない「安全上の理由」に容易ならぬ疑いを投げかける。

この拘留の責任者らは、明らかに、イスラエルのオウンゴールで得点を与えた。年長パレスチナ人サッカー選手は拘束され、裁判もなく、告発もなく、いかなる違法行為の示された証拠もないまま、何年も、イスラエル刑務所に捕らえられた。イスラエル国は、わずか数年前、イスラエルに親善訪問し、ネタニアでのトーナメントに参加し、そして今、イスラエル政策の厳しい批評家となった、エリック・ カントナといった著名なサッカー選手たちによる鋭い抗議に身を曝した。国際サッカー連盟は、その生命が危機にあったパレスチナ人サッカー選手を救うため、意見を表明し、その影響力を行使するのを余儀なくされたと感じた。黒人に対する弾圧と差別の政策が明らかとなったとき、スポーツに直接の実体的影響があった、アパルトヘイト南アフリカへの世界的スポーツ・ボイコットが始まったことを思い出す価値がある。より一般に、必然的にイスラエルを国際的孤立とのけ者民族身分に導く弾圧、既に45年続く占領が、パレスチナ人に対し日々の弾圧行為を課すと思い出す価値がある。

原文:Gush Shalom


 マフムード・サルサクの場合は、パレスチナ・ナショナルチームのサッカー選手だったから、報道のインパクトもあったけれど、サッカー選手でないハンガーストライカーが何人もいること、イスラエルによる得体の知れない(裁判も告発もなく、「安全上の秘密」と称して拘留の理由さえも示されない、つまり無辜の市民から自由を奪う政策としての)「行政拘留」が、日々、連発されている状況に変わりはない。マフムード・サルサクが解放されるとしても、3年前に抱いていた、サッカー選手として世界で羽ばたく夢は、二度と戻らない。人生を返せ!


posted by mizya at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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