パレスチナサッカー選手、マフムード・サルサクがガザ市到着に際し人びとに手を振る、2012年7月10日。 (Reuters/Mohammed Salem)
ガザ市 (Ma'an) -- 元ハンガーストライカー、マフムード・サルサクは、火曜日、イスラエル拘留から解放され、ガザ回廊に到着した。
近親者たちは、告発なき投獄に抗議して、イスラエル刑務所で90日以上食物を拒絶した解放の囚人を迎えるため、ガザ北部、イスラエルエレツ検問所のパレスチナ側に集まった。
彼は、安定した状態に見える元ハンガーストライカーを迎えるため何百人もが集まったガザ市のシーファ病院に、治療のため移送されたと、Ma'an記者は語った。
「ぼくは、神と世界のスポーツ選手すべてに感謝する」と、サルサクは、瓶の水をひとすすりしながら語った。
イスラミック・ジハードの上級指導者、ナフィス・アッザムは、病院で記者会見を開き、イスラエル刑務所のパレスチナ囚を支援する連帯運動継続を誓った。
「マフムード・サルサクは、名誉と栄光の記録にその名を記し、彼が行ったことは、占領に直面してなお立ち上がることをより強固にするだろう」と、アッザムは語った。
有望なミッドフィールダー
(略:何度も伝えてきたことなので)
まだハンガーストライキに
もうひとりのガザの男、アクラム・リハウィ、39歳は、病気のための早期解放を求め、食物なしで90日、ハンガーストライキに留まると、パレスチナ政府関係者は語った。
糖尿病患者の彼は、2004年6月にイスラエル軍により拘束されて以来、刑務所クリニックに捕らえられてきた。彼は、9年の刑の8年を服した。
もうひとりの拘留者、サメル・アルバルク、36歳は、彼の行政拘留が更新された後、ハンガーストライキの50日目にある。先週彼を訪ねた囚人権利集団、アッダミールの弁護士は、彼の状態が弱まっていると語った。
行政拘留者、ハッサン・サファディ、34歳は、5月にハンガーストライキを終了した協定に反して、彼の告訴なき拘留が更新された後、ハンガーストライキを再開して20日目にあると、アッダミールは語る。彼の先立つハンガーストライキは、71日間だった。
Reuters寄稿
全文:Ma'an News Agency
アーカイヴ:サルサクの死をいとわない意志がハンガーストライキ92日目にして彼に解放をもたらした(06月21日)