2012年07月21日

人権集団:イスラエルがエレツ検問所でガザの患者を拘束

2012年07月18日水曜日

ガザ市 (Ma'an) -- イスラエル当局が、エルサレムで入院治療のためガザ回廊から旅することになっていたパレスチナ人患者を拘束したと、月曜日、パレスチナとイスラエルの人権集団は語った。

ジャバリアのラウヒ・フーアド・ケルケズ、43歳が、日曜日、彼の許可を話し合うため諜報職員らに会いに行った後、ガザ回廊北部、イスラエルのエレツ検問所から戻ることはなかったと、アルメザン人権センターと「人権医師団 - イスラエル」は語った。

ケルケズは、5月31日にエルサレムのアルマカッシド病院の予約をとっており、一方、イスラエル諜報機関が、彼の申請を調査するためエレツに呼び出し、彼の予約は過ぎ去った。

彼が、日曜日早く離れた後、その夜遅く、イスラエル職員がその家族に電話して、彼がアシュケロン刑務所に捕われていると告げた。

(略)

全文:Ma'an News Agency


 イスラエルによる封鎖でガザは、医薬品も医療器機を使用するための補充物資も欠乏し、本来ならガザで治療可能な病気にさえ対応できなくなってきている。エジプト経由で外国に行くか、エレツ検問所経由で、つまりイスラエルを経由してヨルダン川西岸の病院に行くしかない。エレツ検問所を通過する許可の条件はよく知られている。イスラエルのスパイとなることだ。それを断ると、この記事のラウヒ・フーアド・ケルケズのように拘束される。ひとたび拘束されたなら、イスラエル刑務所は、医薬品が欠乏するガザより条件が苛酷だから、さらに命を縮めることになる。

アーカイヴ:イスラエルがエレツ検問所で「患者拘束」(01月22日)
     :「ガザに戻って死ね」(2009年05月16日)
posted by mizya at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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