2012年07月27日

イスラエルがアルアクサーモスク隣のウマイヤド宮殿を破壊

2012年07月23日月曜日

umayyad-palaces-jerusalem.jpg
イスラエルがアルアクサーモスクの南のウマイヤド・カリフ宮殿を破壊する計画を促進。

アルアクサー基金・遺産財団は、イスラエルが、アルアクサーモスクの南のウマイヤド・カリフ宮殿を破壊する計画を促進してきたと、明らかにした。イスラエルはまた、いわゆる第3の寺院のための業務設備を提供するため全域の変質に向け、アルアクサーに隣接する考古学エリア周辺の橋と階段のネットワークを拡張してきた。

財団は、「ウマイヤド宮殿におけるイスラエルの作業が完了するなら、そして完了するとき、これは、『トーラー公園』の口実の下、アルアクサーモスクの南の全域のユダヤ化に帰着するだろう」と断言した。これは、地下トンネルにより、シルワンのワディ・ヒルウェ界隈の入口にリンクされる。

同じ文脈で、エルサレムの大法律学者でアルアクサーモスクの説教者 - モハメド・フセイン首長は、最近激しさを増してきた、神聖なモスクに対し繰り返される攻撃で、イスラエル占領当局を非難した。彼は、エルサレムとパレスチナ奥地の人びと、そしてエルサレムに到達できるひとすべてに、ことさら神聖なラマダーン月、そこ(アルアクサーモスク)に行くよう訴えた。彼はまた、国際社会が、40歳未満の誰をもモスクへの参列から妨げるイスラエルの制限に向かい終わらせるべきと要求した。

原文:Middle East Monitor

アーカイヴ:ムスリム当局:管理の支配権を奪うよう命じられてアル・アクサーの錠前を破壊するイスラエル人らに言及(2009年08月22日)
     :アルアクサーで、松の木倒れる:イスラエル発掘の責任と委員会(2009年07月29日)


 イスラエルは、建国以来必死で発掘してきたが、パレスチナに古代ユダヤ国家があったと証明する何ものも発見していない。バビロン幽閉後、さびれた故郷に絶望したユダヤ人が新天地を求めてパレスチナに移住してきたに違いない。しかし、バビロン幽閉以前のユダヤ国家は別のどこかにある。パレスチナの遺跡を破壊し、そこにつくられるのはたかだか公園か駐車場、あるいは入植地だ。ヨーロッパから、あるいは米国、ロシアから、昨日、今日パレスチナにやって来たシオニスト・ユダヤ人にアジアの遺跡を破壊する権利などない。現代のイスラエル・ユダヤ人が真実セムなら、アジア人である筈だ。
posted by mizya at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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