2012年07月29日

入植者は何人いるか?

1月の連邦議会でのネタニヤフの演説で、彼は、1967年ラインを越えてイスラエル人650,000人が住むと見積もった。これは恐らく、西岸に加え東エルサレムとゴラン高原のイスラエル人に当てはまる。しかし、この数はどこからきたのか?

最近、クネセト(イスラエル国会)議員が、西岸入植者の最新の数を350,000人 - 「東エルサレムのイスラエル人330,000人を含めず」 - と公表した。しかしながら、中央統計局 (CBS) によれば、入植者数は、西岸で330,000人、東エルサレムで200,000人以上でない。

入植者数を公表する2つの主要機関は、イスラエルCBSと内務省だ。CBSは、数年ごとの国勢調査によりこの数に到達する。国勢調査のないすべて年に、彼らは、統計指標を利用して入植地人数を見積もる。内務省は、国勢調査を実施せず、統計を利用して見積もりもしない。彼らは、現在どこにいるかに関わらず、述べられる住所に基づくイスラエル市民の登録を使用して、数に到達する。

入植地での居住を主張し得る人びとは、彼らの実際の居住する場所に関わらず、そうするだけの強い動機がある。この理由で、ピースナウは、CBSの数が入植地に実際に住むイスラエル人の数をより正確に反映すると考える。

東エルサレムで、公式データが通常、エルサレム全体(西エルサレムと東エルサレム)としてのイスラエル人の数を反映し、グリーンラインを越えて建設された地区に住む人びとの数は、中央統計局のデータから解析するのがより難しいので、数はさらに明らかでない。CBSの利用可能なデータに基づき、ピースナウは、東エルサレムに住むイスラエル人が190,000人-200,000人の間と推測する。先に言及されたクネセト議員による数、330,000人は、内務省、CBSのいずれからでもないようだ。

中央統計局は、9月中旬までに、2011年末までの各入植地人口に関するデータを公表したいとする。

原文:Eyes On The Ground in East Jerusalem


 ネタニアフもクネセト議員も、決して名誉でない入植者数を、何故そのように膨らませたいのか。入植者数が多くなれば入植地「撤退」を国際社会が要求しなくなるとでも思うのだろうか。ちなみに「満州国」への日本人入植者数は、ウィキペディアによれば、200万人(朝鮮人・台湾人含む、当時日本人だったわけで)、現在のイスラエル人入植者数をはるかに凌ぐが、国際社会は「撤退」を当然と看做した。ガザから撤退したイスラエル人入植者が、入植者の宿命を教えてくれる。本国(イスラエルの場合、そこもまたパレスチナから奪ったものではあるけれど)のイスラエル人からさえ、B級、C級市民呼ばわりされ、国内の同情さえ期待できない哀れな存在である。
posted by mizya at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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