Mya Guarnieri
南テルアヴィヴの居住者50人ばかりが、昨晩、彼らの界隈のアフリカの亡命者たちの存在に反対して抗議した。
抗議者らは、イスラエルの旗を振り、「わたしはビビ(ネタニアフ)に投票し脅しをかけられた」「我々は今ここで解決を望む」「ビビ、君は(我々の)手に法を奪うなと求めた。君は何をしたか?」と書いた掲示を掲げた。別の掲示は、内務大臣、Eli Yishaiを「最後の審判」に直面するだろう「Tzar」と宣言する、大臣 (sar) のヘブライ語の単語で語呂合わせした。
集団は、ヤーファの警察署に向け行進し、アフリカ難民を追放するよう国家に要求した。
抗議者らは、アフリカ人が伝染病を保菌するとの彼らの信念をシンボル化するため外科用マスクを着用する (photo: Mya Guarnieri)
抗議者らの何人かは、外科用マスクを着用した。抗議者らは、Yishaiが2009年にした主張、アフリカ人が伝染病を保菌するとそれらがシンボル化するのが目的と説明した。
抗議は、恐らく事態がおさまったとの印象を与え、その種の先立つデモンストレーションより小さかった。しかしそれにも拘らず、この数週間、アフリカの亡命者たちに対する個別の暴力事件があった。多数のアフリカ人負傷者を残した南テルアヴィヴでの5月23日の人種騒動に続く6月前半、スーダン難民が南テルアヴィヴで攻撃された。「出稼ぎ労働者ホットライン」によれば、負傷は深刻で、男は入院しなければならなかった。
2週間にもならない前、エリトレア難民たちの住居になっているエルサレムのアパートに火が付けられた。この攻撃で妊婦を含むふたりが負傷した。
イスラエルは、その大多数がエリトリアとスーダンからイスラエルに逃れたアフリカの亡命者およそ60,000人が住む。国家は、現在南スーダン人たちを追放しており、Yishaiと他の政府関係者らは、アフリカ人を国から排除すると誓ってきた。アフリカ人用の大規模捕虜収容所が、現在イスラエル南部に建設されている。
原文:+972
パレスチナから奪った土地に移民してきたユダヤ人右翼らが、内戦や政情不安から逃れてきた移民労働者たちを弾圧する、あまりに醜悪で吐き気を覚える。これが少数派ならどの国も抱えていそうな問題だけれど、イスラエルではこれがマジョリティなのだから... イスラエル人こそ精神的伝染病の保菌者集団だ。