2012年08月08日

ホワイトハウスがロムニーにエルサレムを「イスラエル首都」とした叙述の説明求める

2012年07月31日火曜日

ホワイトハウスは、共和党大統領候補、ミット・ロムニーに、パレスチナ人を憤慨させた、エルサレムに関する彼の問題発言を説明するよう要請した。

ホワイトハウス報道官、ジョシュ・アーネストは、エルサレムを「イスラエル首都」と裏書きしたロムニーの発言が、元共和党大統領ら同様、民主党大統領らにより採用されてきた米国の立場に反すると語った。

アーネスト氏は記者会見で、現政権の立場は、「首都(エルサレム)は、両党派間 - パレスチナとイスラエルの最終地位交渉により解決されるべき問題である」ということであると、記者団に語った。

「ロムニーが、この立場を受理しないなら、それは、ビル・クリントンやロナルド・レーガンといった先立つ米国大統領の立場を受理しないに等しい」。

原文:Middle East Monitor


 わたしは新聞を購読していないが、近所の食堂で「読売新聞」を手にすることがある。「どうしてよりによって『読売新聞』なの? 東京新聞の方が安いのに」などと言いながら、官邸前集会で貰ったチラシ「中央新聞購読ボイコット」を手渡したりする。この「読売新聞」が、ロムニーのイスラエル訪問を仰々しく数日に渡って伝えていた。例えばニッポンの野党の次期総裁候補が、近隣の友好国(思いつかない)を訪問したとして、米国の新聞が、例えばニューヨーク・タイムズあたりが書くだろうか。いったい「読売新聞」の誰が、ロムニーのイスラエル訪問の記事を、掲載に値すると判断するのだろう。いったい誰が「読売新聞」に、ロムニーのイスラエル訪問を書いて欲しいのだろう。反対を押し切って日本に原爆投下したトルーマンから始まった米国大統領選の悪習、「ユダヤ票の取り纏め」が、そろそろ「有効」でなくなってもいい頃と、世界の良心は考えているのに。
posted by mizya at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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