ナザレ、(PIC) -- イスラエル・クネセト(国会)のアラブ議員、ジャマル・ザハルカは、シリア、ゴラン高原のオイル・ガス資源を盗む計画で、イスラエル政府を非難した。
イスラエルのエネルギー大臣、ウジ・ランダウが、被占領シリア領でのオイルの実地調査開始を命じたニュース報道に関してコメントしていたザハルカは、決定は露骨な強盗であると語った。
彼は、ゴランはシリア領であり、イスラエルが国際法に反してその天然資源を搾取していると語った。
イスラエルは、30年以上前、ゴラン高原を併合し、入植者らがその土地を入植地、農業、工業目的のため利用するのを許した。
原文:The Palestinian Information Center
米国がシリアのいわゆる「反体制派」に武器供与する究極の目的は、このあたりにあるのかもしれない。シリア体制に問題がないとは思わないが、「反体制」のうさんくささはシリア体制を凌ぐ。チュニジアやエジプトに起こったアラブの春でなく、限りなくリビア崩壊に近い。シリアの「反体制派」が、欧米の支援に振り回されて、イスラエルによるゴラン高原占領を見過ごすなら、とてもシリア市民の支持は得られまい。