Ahmad Najjar、特派員
2012年08月03日
ガザ:イスラエル占領当局は、封鎖のガザを離れ、西岸の病院で治療を受けるため、イスラエル国を通っていくより他、オプションを持っていないガザの患者を奪い取るその政策を続けると言い張る。
ガザ回廊の人権組織の多くによれば、イスラエル・ゲートを通ってガザを離れる患者の多くが、妨害、ハラスメントに直面し、時々イスラエル警備により拘束される。
イスラエル治安部隊により拘束された最新の患者のひとりが、ワーエル・アッタウェル、40歳だった。
彼の妻、オム・カミル・アッタウェルは、語った:「わたしは、なぜ夫が逮捕されたのか判らない。彼は、治療を受けガザに戻ることを望んだに過ぎない病人です」。
これら患者たちが西岸に発つ理由は、ガザ回廊の病院の医療条件が、必要とされる医薬品、施設や設備の欠乏といった多くの妨害に直面し、西岸の病院で治療を受けることをパレスチナ人の多くに強いてきたからである。
これら患者たちが緊急に受けることを前提とする人道的ニーズにも拘らず、イスラエル占領当局はそれを遅らせ、これが、多くの事例で、患者の容態悪化に結びついたかもしれない。
アッタウェル夫人は、付け加えた:「彼が逮捕されたとわたしたちに知らせるイスラエル側からの電話を受けて以来、夫の健康をどれほど心配してきたことか。わたしは、彼がよい状態かどうか知らないのです」。
ガザ住民の多くは、彼らに大金を費やさせるだろう、そして医療保険が、パレスチナ領域外での治療を包含しないので、外国で治療する余裕がない。
ガザ厚生省の広報担当官、アフメド・アルアシは語った:「わたしたちは、西岸に行くことを防ぎ、イスラエルの兵士らや当局からのハラスメントに直面する患者たちに、ガザ回廊で業務すべてを提供しようと試みるが、設備や医薬品の欠乏で、わたしたちが対処することができないいくつかの事例がある」。
アルアシ氏は付け加えた:「イスラエル占領が、医薬品や医療器機消耗品のガザへの搬入を妨げるばかりでなく、ベイト・ハヌーン検問所(エレツ検問所)を使用して域外に移送される患者たちの強奪により、悪辣で非倫理的実践を増大させてきた」。
西岸の病院に向けガザ回廊を離れる患者すべてが、公安許可を取らなければならないにも拘らず、イスラエル側は、ベイト・ハヌーン検問所(エレツ検問所)でパレスチナ人患者たちを拘留し、これは国際法により違法と考えられる。
アッダミール人権組織のトップ、ハリール・アブシャマラ氏は、語った:アッタウェル氏は、エルサレムのアルマカシド慈善病院で医療を受けるため、イスラエル側から認可を受けた。彼らが、彼を脅威と感じていたなら、そもそもなぜ彼らは、この男に認可を与えたのか?
(略:この文章で終わりたいので)
全文:gulfnews.com