Itamar Fleishman
2012年08月15日
Modiin-Maccabim-Reut地方自治体の部分をイスラエル領域「外」とする欧州連合の決定は、地域居住者を慌てさせるようには見えなかった。「彼らは、我々を入植者だと言ったわけだが、それがいったい何だ?」と、Maccabimのショッピング・プラザのマネジャー、Shlomi Barelは語った。
イスラエルは、全地区がその境界内にあると語る。EUは、1967年の六日戦争でイスラエルがその地域を占領する前、ノーマンズランドだったところに部分が建設されたと断定した。
EUは、その地域からの輸出品は、西岸入植地からのものと同様に扱われ、イスラエル製品に与えられる免税に不適格と語る。
外務省は、その地区を「イスラエルの不可欠な部分」と呼び、EUが「現実を無視する」と語った。
EUは、水曜日、地域の小さな部分のみ、関税を支払わされるだろうと語った。
「驚くべきでない」と、Barelは語った。「これは、親-アラブの機関によりなされた政治的決定だった。わたしは、彼らがわたしを入植者に変えた事実に怒っていないし、決定が地元ビジネスを害するとも思わない。この地域は、発展し続けるだろうし、常に我々のものであるだろう」。
「政治は我々に関係ない」
ヨーロッパ諸国とビジネスするマーケティング会社を所有するErez Galは、「我々は、この決定の結果が何をもたらすか知らないが、地元ビジネスがそれに苦しむようには見えない。わたしは既に、ヨーロッパの供給会社の多くと話し、彼らもどんな著しい変化もないだろうとの印象だ。我々は商人だ;我々は政治でなく取引に関係する」と語る。
しかし他の居住者は、地域の、西岸入植地と同じとの指定が、商売を害し得ると恐れる。「それは雪玉に似ている。これ(EU決定)で始まり、はるか悪いもので終る。わたしは、我々が撤退させられる構想は描かないが、彼らは我々を非合法化するだろう」と、Modiin居住者、Adva Simchiは語った。
(略)
全文:Ynet news.com
関連記事:「EUがイスラエルの都市Modi'inをイスラエルの一部でないと言明;動きが取引関係に影響するかもしれない」International Business Times
MAYA SHWAYDER
2012年08月14日
欧州連合は、火曜日、人口80,000人ほどの、テルアヴィヴとエルサレムの間、イスラエル中央に位置するイスラエル都市、Modi'inの部分が、なんとイスラエルに属さないと言明した。
都市は、イスラエルと、1967年の六日戦争で、イスラエルが地域を征服して解消された、ヨルダン占領西岸の間の、緩衝「ノーマンズランド」の一部だった。認識の変化は、Times of Israelによれば、むしろ主要部から離れた3郵便区にしか影響しないと予測されるが、地域からの輸出品の価格にも影響するだろう。
(略)
「ノーマンズランド」の地図を掲載したかったが、boycottilの総容量100MBを越えるので掲載を諦めた。関連記事の「テルアヴィヴとエルサレムの間、イスラエル中央に位置する」との説明は、被占領西岸にさえ接していないといわんばかりだが、西岸の二重の停戦ラインに囲まれた地域が「ノーマンズランド」である(地図はここで)。イスラエルは常に「現実を無視する」というが、国際法に反して被占領地に入植地を建設するイスラエルが「現実をねじ曲げている」のであって、イスラエルの語る「現実」は虚構に過ぎない。