2012年08月17日金曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies
ベツレヘムのパレスチナ医療筋は、木曜日、ベツレヘムに近いナッハリン町のタクシー運転手、パレスチナ人の父母とその子どもたちが、原理主義イスラエル人入植者らがパレスチナのタクシーに焼夷弾を浴びせ、中程度から重傷までを被ったと報告した。
パレスチナのタクシーが、被占領西岸都市、ベツレヘム南部、Gush Etzion入植地ブロックに近い、そのどちらも違法入植地、Bat AyinとGavot近くを走っていたとき、攻撃は起こった。
医療筋は、パレスチナ人家族を乗せたタクシーが、6人の負傷者をだした焼夷弾をもまた浴びせた過激派入植者らに攻撃されたと報告した;負傷した家族6人は、彼らの負傷の深刻さからエルサレムのハダッサ・イスラエル病院に移送される前、ベツレヘムで初期治療を受けた。
ベツレヘム赤三日月社の救急局長、アブドゥル-ハリム・ジャアフラは、負傷した住民が、バッサム・マフムード・ジャヤタ(タクシー運転手)55歳、アイマン・ハッサン・ジャヤタ35歳、彼の妻、ジャミーラ・アブドゥル-ハイ28歳、彼らの子どもたち;モハマド5歳、イマン4歳、そしてハサン・モハマド・ハサン・ジャヤタ26歳と確認されたと報告した。
住民、アイマン、ジャミーラ、ハサンが二度から三度の熱傷を被った一方、子どもたち、モハマドとイマンは一度熱傷を被った。
イスラエル警察は、攻撃がユダヤ人入植者らにより遂行され、攻撃が国家的に動機づけられたと報告した。
(略)
全文:International Middle East Media Center
入植者らがパレスチナの井戸を空にし農地を水浸し
2012年08月15日水曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies
過激派イスラエル入植者集団が、パレスチナの潅漑井戸を電動ポンプを使って空にし、西岸都市、ヘブロン南部に近いサイル町の東、アッシール地区のパレスチナの農地に氾濫させた。
住民、ヤシーン・モハマド・アッシャラルダは、土地調査センターに、Esfir入植地とMitzad入植地の入植者らが、火曜日夜、攻撃を行なったと伝えた。入植者らは、伝えられるところでは、井戸を空にするためモーター・ポンプを使用し、近くのパレスチナ農地に氾濫させた。
彼は、何百平米もの土地が攻撃でに荒廃させられ、住民たちは、潅漑と家畜の飲料水源としてどちらにもこの水を利用すると付け加えた。
アッシャラルダはさらに、住民たちがヘブロンのキリヤトアルバ入植地のイスラエル警察に告発を提出したが、入植者らにより遂行された先立つ多くの攻撃が調査されることがなかった事実から、警察によるいかなる肯定的行動も期待していないと述べた。
問題の地区は、ことさら違法入植地、MitzadとEsfir両方の入植者らが、民間所有のパレスチナの土地でまかなって植民地を拡張しようとしているので、頻繁な攻撃に曝される。2つの前哨基地もまた、民間所有のパレスチナの土地に建てられた。
(略)
全文:International Middle East Media Center
入植者らがハーン・アッルバンに侵入
2012年08月17日
アレックス・マーリー
2012年08月17日 | 国際連帯運動、西岸
午後10:30ごろ、近くのMa'ale Levona違法入植地のイスラエル入植者集団が、アッルバン村近くに位置するパレスチナ集落、ハーン・アッルバンに到着した。銃や木製の棒で武装した入植者らは、ハーリド・アルハメド・ダラガーニ所有の家に侵入した。
所有者、ハーリド・ダラガーニは、武装した入植者6人が車で到着したとき、彼の犬により知らされた。ハーリドは外に出て、侵入者らに彼の土地を離れるように求めた。入植者らは、「これは私有地でなく、イスラエル国家の土地だ」と主張して拒絶した。入植者らは、彼の家屋に強引に押し入り、すべての部屋に入り、叫び、家財を蹴った。
入植者らはその後、家の隣りにある水泉に向った。ハーリドが支援を求めた国際活動家たちもまた、入植者らを止めようとし、彼らが私有地に侵入していることを説明したが、再び、入植者らは去ることを拒絶した。この折、彼らは、「予言者アブラハムが2000年前にここにいた」のだから、そこにいるのは彼らの権利と主張した。
入植者らの到着から30分ほど後、白いジープが全速力で到着した。イスラエル兵2人が、車から走り出て、攻撃的にハーリドの方に向った。兵士らは、ハーリドをつかみ、叫び、家の部屋へと、彼を暴力的に押し込んだ。国際活動家たちが、その部屋に入ろうとしたが、兵士らにより妨げられた。
20分ばかり後、別の車が兵士4人を乗せ、同様に、警官4人を乗せたイスラエル警察車2台も到着した。兵士らはハーリドを尋問し、警察は、ハーリドに攻撃されたと主張した入植者らと話した。
兵士らは「武器を捜して」家を捜し回った。彼らは、先立つ入植者攻撃で空虚となった、ハーリドの家の部屋すべてに入った。見つかるものもなく、午前1:00ごろ、警察、兵士ら、入植者らは立ち去った。
ハーリドは、「彼らは今立ち去ったが、残念ながら、彼らは戻って来るだろう」と語る。
ISMMediaOffice
原文:International Solidarity Movement
「予言者アブラハムが2000年前にここにいた」とすると、「出エジプト」の後ということになる。モーセより何十世代も後に、彼らの「アブラハム」は生まれたらしい。
入植者による攻撃は、日々、何十件となく起こっている。あまりに日常なので、殆ど翻訳しないで済ますが、ちょっと日常を振り返って...