2012年08月23日

パレスチナ人たちがタクシー攻撃の被害者たちを夜通し看病

ILENE PRUSHER
2012年08月19日

ジャヤダ一家は、彼らの車が攻撃され炎上したとき、祝日の食事を買いにスーパーマーケットに行く途中だった。

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PHOTO: SCREENSHOT

ジャヤダ一家が、ラマダーンの終了を祝って家にいると計画した日、日曜日、彼らは代わりに、彼らの家族の生命が非常に危険で、Ein Keremのハダッサ大学メディカルセンターの玄関をゆっくり歩いた。

木曜日午後5:30ごろ、エルサレムの南、Bat Ayin入植地近くで、家族の一員が運転する彼らのタクシーが、警察がユダヤ人過激派により犯されたと考える攻撃で、火炎瓶をぶつけられ、家族の6人は重傷を負った。

車は燃え上がり、ひっくり返った。被害者のふたりは、昏睡状態のアイマン・ジャヤダ、重態のジャミーラ、そして、話し好きなのに彼の身体の殆どを覆うやけどの痛みを緩和するため使用される薬でまどろむハッサンを含め、集中治療に残る。

もうひとりの兄弟、異なる病室の家族たちの間を往復するハイサムは、電話を受けたときの衝撃を説明する、心配する近親者二十数人に跡を追われた。ナハリーンの子ども10人の家族の兄弟たちは、ハイサム・ジャヤダ、30歳によれば、ヘブライ語をよく話し、投獄されたこともなく、イスラエル当局と争ったこともなかった。

「それは、ぼくがかつて見た中で最も衝撃的だった。ぼくはアイマンの病室に入り、それが彼と了解できなくて、そして再び出てきた。彼の顔が焼き払われて、彼と認識できない。ぼくたちは、子どもたち4人を彼に会わせさえしなかった、あのような父親に子どもを会わせるべきでないので」と、彼は語った。

ナハリーン村の半分は、ここ、病院にいると、彼は語った。彼らは皆ここにいて、家族の傍らで夜通し看病しているのだから、ナハリーンで今年イード・アル-フィトル(ラマダーン明けの祝日)はない。ハイサムによれば、先立つ攻撃が、村の車を標的としてきた。

彼らの村と道路が繋がるのはエリアC - 彼らが完全なイスラエル支配下に残ったことを意味する。

「ぼくたちは、この攻撃の責任をイスラエル治安部隊に帰する、というのも、向けるべき他の誰もいないのだから。ぼくたちは、完全にイスラエル軍支配下にあり、したがって、ぼくたちを保護することは彼らの仕事で、ぼくたちは、そうしないので彼らを非難する」と、彼は語った。

彼は、道路2本だけが、村を離れるのに利用可能で、それらに対する頻繁な攻撃は、軍とメディアの両方から無視されるのが常と説明した。以前は利用した第三の道路は、どうやら、Neveh Daniel入植地の防衛のため、IDFにより閉鎖されてきた。

「これは初めてのことでない - 近くの入植者らは、前にもぼくたちに火炎瓶を投げつけたことがある、石も同様」と、彼は語った。

(略:長いので)

全文:The Jerusalem Post


 しばしば100MB(無料で使える容量)に達したなら、このboycottilへの記事掲載を終了すると予告してきたけれど、この記事で100MBとなった。100MBがこれほど大きな容量とは想像もしなかった。2008-2009年に渡ったイスラエルによるガザ攻撃に衝撃を受け、2009年2月に開設したboycottilだったが、1年ほどのつもりだったのに、2012年8月まで、3年6ヵ月続いたことになる。その時間は、わたし個人にとり、決して短いものではなかった。
 イスラエルによるパレスチナの家屋破壊・農地破壊、土地没収、水を含む資源の没収、追い立て、抗議行動に対する弾圧、理不尽な逮捕、拷問を伴う尋問、刑務所での虐待などが、日々繰り返される。エスカレートする暴虐が過去を覆い隠してくれると、イスラエルは考えているのだから、日々繰り返されるどのひとつも、わたしたちは忘れないと決意しなければならない。忘れないために、時折、このboycottilにアクセスいただけるなら、これほど喜ばしいことはない。
 2009年にスーザンがいくつかの記事の翻訳を手伝ってくれた。彼女に感謝。翻訳に10人ほどで携わることができたなら、もう少し続けることができたかもしれないと思わないわけではないが、3年6ヵ月は、ニッポンのマスメディアが、如何に米国の報道を通してしかパレスチナ問題を報じてこなかったかを示すのに充分な期間だったとも思う。今後は、長らく放り出したままの『オリーヴの庭から』で、オリーヴに特化した、別の切り口のパレスチナを伝えていきたい。アクセスしてくださったみなさまに心からの感謝を... mizya
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2012年08月22日

報告:イスラエルの大臣らが店舗を入植者らに渡すよう命じる

2012年08月16日木曜日

テルアヴィヴ、イスラエル (Ma'an) -- イスラエル政府大臣委員会が、西岸南部の都市、ヘブロンの建物の占有をイスラエル入植者らに移すよう軍に命じたと、イスラエル日刊紙、Haaretzは報じた。

ヘブロン中央の建物は、1994年の(ユダヤ人狂信者による:訳注)イブラヒミ・モスクのムスリム参拝者たちの大虐殺の後、軍令で閉じられるまで、パレスチナ人の店舗だったと、報道は述べた。

イスラエル人入植者らが建物を強奪し、イスラエル集団、ピースナウが、彼らの除去の請願を提出したと、報道は続けた。

入植地業務大臣委員会は、入植者らが立ち退かせられるべきと合意した一方、建物がその地区のイスラエル人入植地の所有に移転されるべきと決定した。

イスラエル司法長官、Yehuda Weinsteinは、建物のパレスチナ人所有権を取り消すことは、違法かもしれないと考え、ピースナウに返答するため、新たな見解を組み立てようとしていると、Haaretzは述べた。

原文:Ma'an News Agency
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2012年08月21日

入植者暴力 - 3題

父母と子どもたちが入植者の焼夷弾で負傷
2012年08月17日金曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

ベツレヘムのパレスチナ医療筋は、木曜日、ベツレヘムに近いナッハリン町のタクシー運転手、パレスチナ人の父母とその子どもたちが、原理主義イスラエル人入植者らがパレスチナのタクシーに焼夷弾を浴びせ、中程度から重傷までを被ったと報告した。

パレスチナのタクシーが、被占領西岸都市、ベツレヘム南部、Gush Etzion入植地ブロックに近い、そのどちらも違法入植地、Bat AyinとGavot近くを走っていたとき、攻撃は起こった。

医療筋は、パレスチナ人家族を乗せたタクシーが、6人の負傷者をだした焼夷弾をもまた浴びせた過激派入植者らに攻撃されたと報告した;負傷した家族6人は、彼らの負傷の深刻さからエルサレムのハダッサ・イスラエル病院に移送される前、ベツレヘムで初期治療を受けた。

ベツレヘム赤三日月社の救急局長、アブドゥル-ハリム・ジャアフラは、負傷した住民が、バッサム・マフムード・ジャヤタ(タクシー運転手)55歳、アイマン・ハッサン・ジャヤタ35歳、彼の妻、ジャミーラ・アブドゥル-ハイ28歳、彼らの子どもたち;モハマド5歳、イマン4歳、そしてハサン・モハマド・ハサン・ジャヤタ26歳と確認されたと報告した。

住民、アイマン、ジャミーラ、ハサンが二度から三度の熱傷を被った一方、子どもたち、モハマドとイマンは一度熱傷を被った。
イスラエル警察は、攻撃がユダヤ人入植者らにより遂行され、攻撃が国家的に動機づけられたと報告した。

(略)

全文:International Middle East Media Center

入植者らがパレスチナの井戸を空にし農地を水浸し
2012年08月15日水曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

過激派イスラエル入植者集団が、パレスチナの潅漑井戸を電動ポンプを使って空にし、西岸都市、ヘブロン南部に近いサイル町の東、アッシール地区のパレスチナの農地に氾濫させた。

住民、ヤシーン・モハマド・アッシャラルダは、土地調査センターに、Esfir入植地とMitzad入植地の入植者らが、火曜日夜、攻撃を行なったと伝えた。入植者らは、伝えられるところでは、井戸を空にするためモーター・ポンプを使用し、近くのパレスチナ農地に氾濫させた。

彼は、何百平米もの土地が攻撃でに荒廃させられ、住民たちは、潅漑と家畜の飲料水源としてどちらにもこの水を利用すると付け加えた。

アッシャラルダはさらに、住民たちがヘブロンのキリヤトアルバ入植地のイスラエル警察に告発を提出したが、入植者らにより遂行された先立つ多くの攻撃が調査されることがなかった事実から、警察によるいかなる肯定的行動も期待していないと述べた。

問題の地区は、ことさら違法入植地、MitzadとEsfir両方の入植者らが、民間所有のパレスチナの土地でまかなって植民地を拡張しようとしているので、頻繁な攻撃に曝される。2つの前哨基地もまた、民間所有のパレスチナの土地に建てられた。

(略)

全文:International Middle East Media Center

入植者らがハーン・アッルバンに侵入
2012年08月17日
アレックス・マーリー

2012年08月17日 | 国際連帯運動、西岸

午後10:30ごろ、近くのMa'ale Levona違法入植地のイスラエル入植者集団が、アッルバン村近くに位置するパレスチナ集落、ハーン・アッルバンに到着した。銃や木製の棒で武装した入植者らは、ハーリド・アルハメド・ダラガーニ所有の家に侵入した。

所有者、ハーリド・ダラガーニは、武装した入植者6人が車で到着したとき、彼の犬により知らされた。ハーリドは外に出て、侵入者らに彼の土地を離れるように求めた。入植者らは、「これは私有地でなく、イスラエル国家の土地だ」と主張して拒絶した。入植者らは、彼の家屋に強引に押し入り、すべての部屋に入り、叫び、家財を蹴った。

入植者らはその後、家の隣りにある水泉に向った。ハーリドが支援を求めた国際活動家たちもまた、入植者らを止めようとし、彼らが私有地に侵入していることを説明したが、再び、入植者らは去ることを拒絶した。この折、彼らは、「予言者アブラハムが2000年前にここにいた」のだから、そこにいるのは彼らの権利と主張した。

入植者らの到着から30分ほど後、白いジープが全速力で到着した。イスラエル兵2人が、車から走り出て、攻撃的にハーリドの方に向った。兵士らは、ハーリドをつかみ、叫び、家の部屋へと、彼を暴力的に押し込んだ。国際活動家たちが、その部屋に入ろうとしたが、兵士らにより妨げられた。

20分ばかり後、別の車が兵士4人を乗せ、同様に、警官4人を乗せたイスラエル警察車2台も到着した。兵士らはハーリドを尋問し、警察は、ハーリドに攻撃されたと主張した入植者らと話した。

兵士らは「武器を捜して」家を捜し回った。彼らは、先立つ入植者攻撃で空虚となった、ハーリドの家の部屋すべてに入った。見つかるものもなく、午前1:00ごろ、警察、兵士ら、入植者らは立ち去った。

ハーリドは、「彼らは今立ち去ったが、残念ながら、彼らは戻って来るだろう」と語る。


ISMMediaOffice

原文:International Solidarity Movement


「予言者アブラハムが2000年前にここにいた」とすると、「出エジプト」の後ということになる。モーセより何十世代も後に、彼らの「アブラハム」は生まれたらしい。
 入植者による攻撃は、日々、何十件となく起こっている。あまりに日常なので、殆ど翻訳しないで済ますが、ちょっと日常を振り返って...
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2012年08月20日

Modiin居住者:我々は入植者でない

居住者らは、免税取り引きでModiin-Maccabim-Reutの部分を含めない「新-アラブ」EUによる決定を「政治的」と語る

Itamar Fleishman
2012年08月15日

Modiin-Maccabim-Reut地方自治体の部分をイスラエル領域「外」とする欧州連合の決定は、地域居住者を慌てさせるようには見えなかった。「彼らは、我々を入植者だと言ったわけだが、それがいったい何だ?」と、Maccabimのショッピング・プラザのマネジャー、Shlomi Barelは語った。

イスラエルは、全地区がその境界内にあると語る。EUは、1967年の六日戦争でイスラエルがその地域を占領する前、ノーマンズランドだったところに部分が建設されたと断定した。

EUは、その地域からの輸出品は、西岸入植地からのものと同様に扱われ、イスラエル製品に与えられる免税に不適格と語る。

外務省は、その地区を「イスラエルの不可欠な部分」と呼び、EUが「現実を無視する」と語った。

EUは、水曜日、地域の小さな部分のみ、関税を支払わされるだろうと語った。

「驚くべきでない」と、Barelは語った。「これは、親-アラブの機関によりなされた政治的決定だった。わたしは、彼らがわたしを入植者に変えた事実に怒っていないし、決定が地元ビジネスを害するとも思わない。この地域は、発展し続けるだろうし、常に我々のものであるだろう」。

「政治は我々に関係ない」

ヨーロッパ諸国とビジネスするマーケティング会社を所有するErez Galは、「我々は、この決定の結果が何をもたらすか知らないが、地元ビジネスがそれに苦しむようには見えない。わたしは既に、ヨーロッパの供給会社の多くと話し、彼らもどんな著しい変化もないだろうとの印象だ。我々は商人だ;我々は政治でなく取引に関係する」と語る。

しかし他の居住者は、地域の、西岸入植地と同じとの指定が、商売を害し得ると恐れる。「それは雪玉に似ている。これ(EU決定)で始まり、はるか悪いもので終る。わたしは、我々が撤退させられる構想は描かないが、彼らは我々を非合法化するだろう」と、Modiin居住者、Adva Simchiは語った。

(略)

全文:Ynet news.com

関連記事:「EUがイスラエルの都市Modi'inをイスラエルの一部でないと言明;動きが取引関係に影響するかもしれない」International Business Times

MAYA SHWAYDER
2012年08月14日

欧州連合は、火曜日、人口80,000人ほどの、テルアヴィヴとエルサレムの間、イスラエル中央に位置するイスラエル都市、Modi'inの部分が、なんとイスラエルに属さないと言明した。

都市は、イスラエルと、1967年の六日戦争で、イスラエルが地域を征服して解消された、ヨルダン占領西岸の間の、緩衝「ノーマンズランド」の一部だった。認識の変化は、Times of Israelによれば、むしろ主要部から離れた3郵便区にしか影響しないと予測されるが、地域からの輸出品の価格にも影響するだろう。

(略)


「ノーマンズランド」の地図を掲載したかったが、boycottilの総容量100MBを越えるので掲載を諦めた。関連記事の「テルアヴィヴとエルサレムの間、イスラエル中央に位置する」との説明は、被占領西岸にさえ接していないといわんばかりだが、西岸の二重の停戦ラインに囲まれた地域が「ノーマンズランド」である(地図はここで)。イスラエルは常に「現実を無視する」というが、国際法に反して被占領地に入植地を建設するイスラエルが「現実をねじ曲げている」のであって、イスラエルの語る「現実」は虚構に過ぎない。
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2012年08月16日

親-パレスチナ活動家たちがヨルダン経由で西岸への「フライティラ」を試みる

2012年08月14日火曜日

PNN

Welcome to Palestine/Bienvenue en Palestine(パレスチナにようこそ)集団の親-パレスチナ活動家たちは、集団の先立つ「フライティラ(flotilla/小艦隊からの造語、海路でなく空路を使用するので:訳注)」が、2011年7月と2012年4月、その航空会社によりフライトを妨げられたか、テルアヴィヴのベン・グリオン空港でイスラエルに入国を阻まれた後、彼らが来週、ヨルダンから西岸に入る試みを計画していると語った。

現在、ヨーロッパ諸国いくつかと米国の男性、女性、子ども104人を数える活動家たちは、8月24日、アンマンに飛ぶだろう。彼らはその後、8月26日、国境検問所、キングフセイン橋(アラブ名:訳注)/アレンビー橋経由で、西岸に渡る計画と、集団は、8月14日火曜日の声明で述べた。

集団の報道担当は、彼らが、ベツレヘム知事、アベド・アルファタ・ハマイエルの招待で西岸に旅し、新学年の始まりで、再び学校が始まるパレスチナの子どもたちに文房具を持っていくだろうと語った。

先立つ「フライティラ」で、活動家何百人ものイスラエルからの追い払いに続き、イスラエル、ヘリツィリアのグローリア・センター副所長で、元クネセト(イスラエル国会)政治顧問、Greg Romanは、アル・ジャジーラの「Inside Story」に、「わたしがいつの日にかパレスチナなるだろうことを望む領域に、彼らが行きたいなら...彼らは、ラファ検問所経由でガザに入るか...あるいはアレンビー橋で入り得る...選択肢があった」と語った。

PNNへの声明で、報道担当は、イスラエル政府関係者により「推奨される」検問所、ヨルダン国土を彼らは使用するだろうと述べた。

(略)

報道担当は、前にパレスチナに到達しようとした活動家たちは犯罪者でないと指摘した。彼らは、「これらふたつの機会に、テルアヴィヴ空港に到達できたこれらイニシアティヴの参加者すべてが、穏やかに列に並び、パスポートを示し、彼らの目的地と動機について真実を伝えた」と語った。

(略)

前の「フライティラ」で、ベン・グリオン空港にたどりついたそれら活動家たちが、パレスチナを訪れる意志を発表し、そして、「パレスチナにようこそ」報道担当は、彼らもまた、今回ベツレヘム訪問の意志を述べるだろうとPNNに認めた。

彼女は、「求められるなら、わたしたちの短期の滞在中、わたしたちがイスラエルに行くつもりはないとの声明に署名する準備さえ整っている」と語った。

全文:Palestine News Network

アーカイヴ:イスラエルが「flytilla」活動家追放で特殊部隊動員(04月16日)
     :イスラエルが親-パレスチナ「フライティラ」活動家たちの国外追放開始(2011年07月14日)


 どのような展開になるか愉しみ。もう100MBに限りなく近いと思うので、この展開が掲載できるかどうか確かではないけれど... それにしても、Greg Romanのラファ検問所の認識は、わたしのとだいぶ違う。ラファ検問所を取り仕切るのはエジプトで、開閉はエジプトの気分次第...
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2012年08月15日

イスラエルがオスロ合意前から拘束の拘留者123人を解放

2012年08月10日金曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

パレスチナ上級政府筋は、金曜日、イスラエルとパレスチナ解放機構 (PLO) の間で1993年に署名されたオスロ和平合意以前に捕らえられた、パレスチナ人政治囚123人の解放に、イスラエル政府が合意したと報告した。

情報筋は、ロシアが、拘留者123人を解放するよう繰り返しイスラエルに促すことで重要な役割を果たし、米国のバラク・オバマ大統領政権もまた、頓挫した和平会談再開を促進するため解放を承認するようイスラエルに要請したと、Quds Net News Agencyに報せた。

拘留者123人は、来る10月に始まり2013年6月に終わるいくつかの局面で解放されるだろう。

直接和平会談再開を確実にする努力は、イスラエルが、西岸と被占領東エルサレムでの入植地建設・拡張活動の9ヵ月「凍結」を終了した2009年9月以来、行き詰まりに直面してきた。

マフムード・アッバス大統領により率いられる西岸のパレスチナ自治政府と、パレスチナ解放機構 (PLO) は、イスラエルが違法な入植地建設・拡張活動と、繰り返される侵入と逮捕を継続する限り、和平会談は再開され得ないと語った。

アッバース大統領はまた、1993年以前から捕らえられる拘留者たちが、和平会談再開前に解放されなければならないと語った。

直接・公式和平会談が停止された事実にも拘らず、パレスチナとイスラエルの政府関係者たちは、ヨルダンから後援を受けた会談を含むいくつかの会談を持ったが、会談は突破口をもたらさなかった。

原文:International Middle East Media Center


「来る10月に始まり2013年6月に終わるいくつかの局面で」、イスラエルはまた個別の条件をつけてくることだろう。1年近い時間を費やすことなく、即刻の解放を要求できない国際社会の弱腰はどうだろう。
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2012年08月14日

イスラエルが西岸入植地調査の国連使節団を妨げる

2012年08月07日火曜日
PNN

イスラエルは、国連調査使節団が、パレスチナ領域に於けるイスラエル人入植地の適法性を調査するのを妨げるだろうと語った。

イスラエル外務省が、使節団に協力せず、そのメンバーたちが、イスラエルとパレスチナ領域に入るのを止めると語ったと、Ma'an News Agencyは報じた。

国連人権理事会 (UNHRC) により設立された専門家チームが、8月に仕事を始め、9月末に予備報告を提出することになっていると、UNHRCパレスチナ代表、イブラヒーム・ハレイシェは、日曜日、語った。

ハレイシェは、Voice of Palestineラジオに、最終報告が2013年3月に予定されていると認め、チームをパレスチナ領域で自由に活動させるよう、イスラエルに要求した。

UNHRC理事長、Laura Dupuy Lasserreもまた、「調査プロセスを妨害することなく、使節団に全面的に協力する」よう、イスラエル政府に要求した。

しかしながら、事実調査団が、イスラエルあるいはパレスチ領域に(入域)許可されないとすれば、報告は、間接的出所に依存しなければならなくなりそうだ。

イスラエル人入植地調査決定は、パレスチナ自治政府により理事会にもたらされたイニシアティヴに続き、UNHRC47加盟国による3月の投票後に採択された。合衆国は、動きに反対票を投じた唯一の国だった。

その時、イスラエル外務省は、「この使節団設立は、UNHRCで、イスラエルを選び抜くもうひとつの見え透いた表明」と述べ、決定を非難した。

7月に、国連パレスチナ領域人権特別報告官、リチャード・フォークは、入植地の増加した建物が、二国家解決に関する「本を閉じた」と、記者会見で語った。

フォークはまた、西岸に於けるイスラエル人入植地すべてが、国際法下違法と看做す、国際社会に責めを負わせた。彼は、「国際社会が、この闘争に関わる人びとに公正をもたらす方法を持たない過程で、恐らく知らず知らず、共謀している」と述べた。

(略)

全文:Palestine News Network

アーカイヴ:人権集団:イスラエル入植者暴力増加(07月14日)
posted by mizya at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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