2012年01月27日

偉大なる書籍強盗

Karina Goulordava
2012年01月25日

The Great Book Robbery (teaser) from Benny Brunner on Vimeo.



1948年6月、イスラエル兵士らは、今や殆ど放棄された西エルサレムの富裕なアラブ地区を前進する。国立図書館の図書館員何人かが兵士らに続く。散発的砲撃が聞こえる。その住人たちが急いで出立した大きな富裕な家々のある通りに到着して、男たちは壁にはりつく。家から家へと侵入し、図書館員らは、トラックに積み込まれる箱に全蔵書を「集める」。同様の場面が、西エルサレム、そして後に、ハイファ、ヤーファ、ナザレや他の場所のアラブ地区を通して繰り返し現れる。合計で、パレスチナ書籍70,000冊が、この手法で「集められた」。

1948年、新イスラエル国は、 - 1947年11月の国連分割決議によりアラブ国家に割り当てられた - 領土を、できる限り多く征服するために、そして新たに占領した領域からアラブ住民を浄化するために、軍事力を使用した。その時、書籍強奪業務は、戦争の主要イヴェントの小さな余興だった。しかしより広い歴史観を通して見ると、パレスチナ都心の破壊と共に、書籍略奪は、文化全体の破壊を構成する。これが、1948年戦争の主要な結果である。書籍何千冊もが紙にリサイクルされた一方、他が図書館の普遍的コレクションに吸収され、今日、それらを追跡するのを不可能にしている。これら書籍の6,000冊が、結果的に、「外国」と分類され、国立図書館東洋研究部門に置かれ、また、技術的にまだ、不在者財産管理による所有となっている。これら書籍の宿命は、パレスチナ民衆のそれにたいへん似ている:その家から無法に取り出され、追い出され、自身の土地において外国(人)とされた。放棄財産 (Abandoned Property) 「AP」ラベルの横木の書籍は、「偉大なる書籍強盗」プロジェクトの焦点だ。

1997年、ベニー・ブルンナーは、大災厄のアラビア語、ナクバの物語のヴェールを剥ぐドキュメンタリー製作の最初の監督となった。今日、彼は、1948年戦争での、パレスチナ書籍70,000冊の組織的略奪に関するドキュメンタリー、「偉大なる書籍強盗」を製作するひとり目となる。(略:長い、まだ半分にも達しないけれど)

全文:Mondoweiss

アーカイヴ:1948年のナクバと「膨大な書籍強盗」(2010年10月27日)
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2012年01月20日

タントゥーラへの道

ハラ・ガブリエル

進行中の作品、20分。

Road to Tantura from Hala Gabriel on Vimeo.



roadtotantura.com
ラベル:タントゥーラ
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2010年07月22日

ドキュメンタリ:『象を撃つ』

時間:1時間53分29秒
年:2009
国:スペイン
言語:英語
ジャンル:ドキュメンタリ
プロデューサー:Eguzki Bideoak
監督:Alberto Arce/ Mohammad Rujailah

『象を撃つ』はガザ回廊の目撃者の記述である。2008年12月27日、カストリード作戦。 21日間の象への射撃。 パレスチナ市民と共に、ガザ回廊の救急車の中に留まると決め、成し遂げた唯一の外国人たちの、緊急で、不眠の、残忍な、震えるイメージ。

ドキュメンタリ所在:dotSUB

アーカイヴ:ガザ戦争ドキュメンタリ『象を撃つ』の地球規模上映(01月27日)
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2010年01月27日

ガザ戦争ドキュメンタリ『象を撃つ』の地球規模上映

2010年01月22日金曜日
Ayesha Saldanha

『象を撃つ』は、1年前の戦争中、ガザで撮られた、スペイン人、アルベルト・アルセとパレスチナ人、ムハマド・ルジャイラによるドキュメンタリである。戦争が終わって一周年を記すため、Creative Commonsライセンス(創造的共同使用認可?)の下、発表された映画は、世界中で特別上映された。

Part 1

Part 2

Part 3

 映像画面をクリックするとYouTubeの大きい画面で観ることができる。YouTubeに、Part 17まである中の最初の3つを掲載した。エンディング、Part 17の最後の画面が、アーカイヴのインタヴュ記事に使っている画像、パレスチナ救命士の遺体の写真だ。戦争のドキュメンタリにも関わらず、カメラワークが美しいので、カメラをまわし始めたときからドキュメンタリ制作を意図していたに違いない、いや、映画監督がカメラをまわすなら、ドキュメンタリは前提だったに違いない。

(後略)

全文:Global Voices

アーカイヴ:インタヴュー:「わたしの映画はあなたをガザの現実の一部とする」(2009年11月18日)
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2009年08月25日

Free Gaza: We Are Coming

2009年08月23日、AlJazeeraEnglish

 1年前、Free Gazaの最初の渡航の、アテネでの準備段階からガザ到着までを記録した珠玉のドキュメンタリー。part 1からpart 4まで45分ほど。キプロスで、パスポートに出国スタンプを押す係官が「応援している」と囁きさえした、というところでは思わず涙が溢れた。必見。

Part 1

Part 2

Part 3

Part 4

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2009年07月31日

証言:パレスチナ製

2009年07月29日、AlJazeeraEnglish
 クフィーエは、実用的なヘッドドレス以上であり、最近の何十年かは、自決権を求めるパレスチナ闘争の象徴ともなっていた。ドキュメンタリーは、グローバル化とイスラエルの占領で、最終的に中国との競争の犠牲になった西岸最後のクフィーエメーカーに焦点をあてる。

Part 1

Part 2

 イスラエルでもクフィーエをつくっているなんて驚き。土地も文化も盗んでいく。イスラエル人が身につけるわけでなく、観光客が買っていくのだとか。少し長い、でも最後までみて欲しい。


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2009年06月27日

Al Jazeera:聖地略奪

2009年06月24日、Al Jazeera English

Pt 1

Pt 2

 何故、入植者たちはTVカメラに向かってこれほどまでぬけぬけと「わたしたちの土地だ」と言い張れるのだろう? 本当にそう信じているのではないかと思ってしまう。神に与えられた「土地」だと信じているのだろうか。まさか!

 アーカイヴ:エルサレム:誤用される考古学(05月25日)

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