2012年06月28日

イスラエルが囚人協定を破った憤り

2012年06月21日木曜日

ベツレヘム (Ma'an) -- 囚人権利集団、アッダミールは、木曜日、元ハンガーストライカーの行政拘留を更新するイスラエルの決定により憤慨させられたと語った。

ハッサン・サファディは、イスラエルが告発あるいは裁判なしに彼の拘留を更新しないと約束して、5月14日、71日間のハンガーストライキを終了した。

サファディの行政拘留を6ヵ月更新するイスラエルの決定は、「囚人ハンガーストライキ委員会とイスラエル当局間の合意のあからさまな違反である」と、アッダミールは語った。

サファディは、告発なき彼の拘留に抗議して、3月5日にハンガーストライキに入った。さらに何千人もが、5月14日、囚人たちとイスラエル当局間の取引で終了した抗議に加わった。

アッダミールは、サファディの延長の宣告が、さらなる合意違反が続くだろうことを示唆する懸念を表明した。

「長期間のハンガーストライカーたちの誰あれ、示された日付に解放される保証は、今やない」。

5月14日の取引で、囚人代表団は、サファディを含む長期的ハンガーストライキにある行政拘留者5人が、期間終了の際解放されるとの、イスラエルからの明確な約束を確保したと、パレスチナ囚人協会の長、カドゥラ・ファレスはそのとき語った。

イスラエルは、投獄を要求する新たな情報がなければ、告訴なく捕らえられているパレスチナ人300人以上の行政勾留を更新しないと約束したと、ファレスは付け加えた。

イスラエルはまた、独房幽閉を停止し、ガザの囚人たちに家族の訪問を許可する囚人の要求「促進」に同意した。

アッダミールは、拘留者、ディラール・アブシシがまだ独房幽閉にあり、もうひとりの囚人が先週、隔離に移されたと言及した。

一方、イスラエルの行政勾留政策と、ガザの囚人たちが家族の訪問を許されていないことに変わりない。

原文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:アムネスティ・インタナショナルが、独房幽閉からのパレスチナ人移動は肯定的一歩だが、イスラエルは囚人の権利保護ためもっと行うべきと語る(05月19日)
     :歴史的パレスチナ大規模ハンガーストライキを終了させたイスラエルの譲歩の詳細が明らかになる(05月19日)


 アーカイヴの記事で、つまり囚人委員会とイスラエル刑務所行政間の合意成立の時点で、アッダミールは既に「イスラエルが囚人に関する合意を尊重しない経歴を持つ」と言及している。イスラエルはそのような指摘を証明することを恥じない。
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2012年06月27日

「胃袋の闘い」の猛威のもうひとりのパレスチナ政治囚が死の間際

Ira Glunts
2012年06月21日

イスラエル占領に対する大規模パレスチナ非暴力抵抗はどこにあるか? それは、フリードマンやクリストフといったあまりに独りよがりの自由主義ジャーナリストらが尋ねることだ。しかしながら、それが現れると彼らは見ない、見るとしても、彼らはそれについて書かない。恐らくそれは、彼らが思い描いたとおりの抗議というのでない。

71日間ハンガーストライキしてきたアクラム・リハウィは、差し迫る死の危機にある。リハウィは、イスラエル刑務所業務が、悪化する健康のため人道的立場で、彼を解放するよう要求している。長い間喘息と糖尿病を被ってきたリハウィは、2004年以来、イスラエル刑務所にある。パレスチナ囚人の権利組織、アッダミールは、リハウィが適切な治療を受け取るよう民間病院への即刻の入院を要求している。

アッダミール・ウェブサイトの6月20日投稿によると:

アッダミールと人権医師団-イスラエル (PHR-Israel) は、今日、ハンガーストライキの70日目に、生命の差し迫る脅威に直面し続ける、アクラム・リハウィのため、その大きな懸念を繰り返す。PHR-Israelの独立の医師が、最後の6月6日の訪問以来、彼への定期的アクセスをまだ否定されているものの、アッダミールの弁護士、モナ・ネッダフは、昨日、ラムレ刑務所医療クリニックの彼を訪ねることができた。

ネッダフ氏は、訪問に続き、アクラムがとてつもなく疲弊して弱っており、現在の体重が49キロしかないと言及した。更に、6月16日以来、彼は静脈投与を通したいかなるビタミンや液体も拒絶している。彼はひとりで水を飲んでいるが、水を飲むことさえ、現在、彼にとっては非常に困難で、ネッダフ氏は見るに絶えず、そして彼は、1日当たりおよそ1リットル飲むことができるのみだ。

アクラムは、イスラエル当局がPHR-Israelによる要請を継続的に否定して、6月6日以来、独立の医師の訪問を受けてこなかった。PHR-Israelの医師が、長引くハンガーストライキと、糖尿病と喘息を含む前からの持病が相まっての、アクラムの差し迫る死の危機を診断してから、今や、15日が経過した。6月14日、イスラエルの地方裁判所は、彼の健康悪化にも拘らず、PHR-Israelにより提出された、アクラムを民間病院に移送する訴えを拒絶した。アクラムは、ネッダフ氏に、適切な治療のため、すぐにも民間病院に移送される彼の希望を強調した。

リハウィは、32日間ハンガーストライキしてきたサミール・アルバルクと房を共有する。アルバルクは、彼に対するいかなる告発ももたらされない、不明確な投獄を被る行政拘留者だ。

アッダミールのリハウィ入院の要求に加え、組織は、囚人どちらもの独立の医師たちの診察を許可し、その家族の訪問の権利を許すよう、当局に望む。

90日以上の断食後、伝えられるところによれば、7月10日の刑務所釈放を勝ち取ったガザのサッカー選手、マフムード・サルサクの事例により生成された世界的周知を、リハウィとアルバルクは受け取っていない。パレスチナ・国際活動家たちは、ハンガーストライキを継続する他の囚人たちのためにも、同程度の周知を生成することを望んでいる。

2000人もの囚人たちの1ヵ月にわたる全般的ハンガーストライキは、5月に、イスラエル当局との合意で終わったが、食べることを拒絶することにより、囚人何十人もが、抗議を続ける。現在のハンガーストライカーは、ハシャロン刑務所に捕らえられる20人のティーンエイジャー集団を含む。6月12日にそのストライキを開始した少年たちは、投獄の苛酷な条件に抗議している。

原文:Mondoweiss


 パレスチナサッカー・ナショナルチームの選手、マフムード・サルサクのハンガーストライキは、ワールドカップの地区予選の時期に重なっていた。活動家としては、当然、これを利用しない手はないと思う。しかしもちろん、目指したのはサルサクの解放ばかりではない。犯罪の証明が不可能な(つまり犯罪を犯していない)パレスチナ人を拘束するイスラエルの手法、「行政勾留」の不正も、どれほど繰り返し述べられたことだろう。パレスチナサッカー連盟が加盟するアジアサッカー連盟を動員できなかったことは無念だったけれど、イスラエルが加盟するヨーロッパサッカー連盟もFIFAも動員に成功した。しかしそれは、サルサクひとりの解放でなく、彼の後にいる何百人、何千人に繋がっていくのでなければならない。

 沖縄で開催される「キジムナーフェスタ2012」のシンポジウム、「平和構築のための児童・青少年演劇の役割」で、イスラエル代表は何を語るつもりだろう。イスラエルが弾圧するパレスチナの子どもたちを捕らえて、学問する権利まで奪うイスラエルに、語る資格があるのだろうか、何かを。

アーカイヴ:拘留されたパレスチナの子ども20人がハシャロン刑務所でハンガーストライキ開始(06月18日)
     :イスラエルがパレスチナの子どもたちの刑務所での食事数を減らす(05月31日)
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2012年06月26日

BDS総括:Zakir Hussainがテルアヴィヴとエルサレムでの演奏キャンセル

nora
2012年06月19日火曜日

世界的ボイコット、資本引き上げ、制裁 (BDS) 運動のニュースの今週の総括:タブラの巨匠、Zakir Hussainが、インドとパレスチナのBDS運動家による訴えに続き、演奏をキャンセル;中東のボイコット活動家たちが、シルク・ドゥ・ソレイユにイスラエルでのショーをキャンセルするよう促す;Punks Against Apartheid(アパルトヘイトに反対するパンクたち)は、Red Hot Chili Peppersに、ピケラインを跨ぐなとアピール;ガザの家族が、英国女王にロンドン塔の血のダイヤモンド展示を取り除くよう要請;ガザの学生活動家たちが、外国の学生たちとの連帯と戦略の拡大模索。

著名なインド人音楽家、Zakir Hussainがテルアヴィヴとエルサレムの公演キャンセル

インド・パレスチナBDS運動家たちによる訴えに続き、タブラの巨匠、Zakir Hussainは、彼がテルアヴィヴとエルサレムでの来たるショーをキャンセルしていると発表した。公演は来月に予定されていた。

2週間前、INCACBI、Indian Campaign for the Academic and Cultural Boycott of Israel(イスラエルの学術・文化ボイコット・インド・キャンペーン)は、Hussain - 伝統的・現代的インド音楽の主導的演奏家で作曲家 - に、彼の予定されたショーをキャンセルするよう訴える書簡を書いた。インドのアーティストとミュージシャン85人以上が署名したその書簡は述べた:

異なって演奏することは、意図せず、イスラエルの植民地主義・アパルトヘイト・占領政策に承認のスタンプを与えるでしょう。イスラエルは、国際法を尊重せず、自由・平等・公正へのパレスチナ民衆の権利を認めないとき、世界的文化領域に受け入れられるべきでしょうか? イスラエルの植民地的・人種主義的政策のエスカレーションへの応答で、イスラエルを孤立させる国際的運動が地歩を固めるとき、わたしたちは、あなたがイスラエルで演奏する招待受理の倫理的連座を熟考なさるよう促します。イスラエルでのあなたのパフォーマンスは、あたかもイスラエルとのビジネスが通常通り続くと見せかけ、イスラエルの悪習の糊塗を手伝うでしょう。

(略)

全文:The Electronic Intifada


 以前、「イスラエルの西岸入植住宅建設への国際的非難 - 4題」の記事に、「ニッポン-イスラエル外交関係樹立60周年記念事業」を添付したことがある。このような記念事業もまたイスラエルの占領政策の糊塗に利用されていることは言うまでもない。最近の事業としては、7月、ハイファ・シアター『レッツ・ムーヴ〜心の叫び〜』 キジムナーフェスタ2012 / アシテジ世界ミーティング、沖縄市内での開催だ。ニッポンの市民運動の裾野は狭い。パレスチナ問題に取り組む活動家たちが、脱原発運動にも、沖縄の米軍基地問題にも取り組んでいる。絶望的な気分になるのは、なぜ沖縄で「パレスチナ」でなく「イスラエル」なのか、土地、環境、生活、そして命を奪われているのは、沖縄であり、パレスチナ、奪っているのは、米国でありニッポン政府、イスラエルなのに、なぜ「イスラエル」なのか、と、考えるからだ。もちろん沖縄に限らない、選挙で勝利を収めたハマースを、NHKは「イスラム原理主義組織、ハマス」と枕詞を付けて言及する。ニッポン全体がそうなのだから、沖縄ばかりを非難するつもりはない。それでもなお、沖縄の米軍基地問題が、米国に追随するニッポン政府の枠内で解決の道筋がたたない以上、問題を世界に広げていくために、世界の同様の問題とタグを組むことは考えられていい。世界を見回すなら、パレスチナこそがまさしくタグを組む仲間ではないだろうか。
 ハイファシアターの「レッツムーヴ〜こころの叫び〜」は招待作品で、イスラエル大使館、つまりイスラエル政府の後援を受けている。さらに皮肉なのは、8月2日に開催の「平和構築のための児童・青少年演劇の役割」と題するシンポジウムで、パネリストのひとりに、パレスチナの演劇集団を弾圧してきたイスラエルの「ラジ・アミタイ(アイテジイスラエル会長)」(「アイテジ」は「アシテジ」の誤りと思われる)の名があることだ。パレスチナ演劇集団へのイスラエルによる弾圧の記事をアーカイヴからひとつだけ:

アーカイヴ:午前3時、イスラエルがパレスチナ劇団美術監督逮捕(06月11日)
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スコットランド議会 が論争のイスラエル商会への補助金を終了するよう促される

2012年06月21日木曜日
PNN

パレスチナ人権集団は、今日、6月21日木曜日、論争のイスラエルの清涼飲料企業の英国支店へのScottish Enterprise補助金200,000ポンドを終了するよう、MSP(スコットランド議会メンバー)の支援を得るキャンペーンを開始した。

イスラエルのEden Springsは、1967年以来、イスラエルにより違法に占領された土地、シリアのゴラン地域の水を管理し、くみ出すことにより、国際法違反で非難される。会社は最近、ヨーロッパに拡張し、Eden Springs UKとしてこの国で経営する。

MSPたちは、「まだ手渡されていないいかなる補助金も撤回し、将来、Scottish Enterpriseが、Eden Springsや国際法に違反していると考えられる他のいかなる企業をも支援したり取引したりすることのないよう、明確なガイダンスを発行すべく、Scottish Enterpriseを指導する」よう政府に促すアリソン・ジョンストンによるスコットランドの緑の党運動に署名するよう求められている。

運動家たちはまた、「Eden Springs UKの将来を脅かす」増大するボイコット・キャンペーンに対処するため、企業がScottish Enterpriseからの援助を求めた後、Eden Springs UKの常務取締役、Jean-Marc Bolingerと会談した財務大臣、John Swinneyを標的としている。Scottish Enterpriseが、企業への200k(金額でキロを使っているのを見るのは初めて、まあ、1,000ということで)ポンドの援助金を発表したのは、この大臣会議の後だった。

(略)

全文:Palestine News Network
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2012年06月24日

被占領パレスチナ領域が深刻な水問題に直面

2012年06月18日月曜日

被占領パレスチナ領域の水供給が、イスラエル占領当局により採択される懲罰的措置のため、不確かで危険になっていると、パレスチナ水当局の前局長、ファデル・カウシュにより準備された報告は主張する。

水に関する非人道的イスラエル政策が、パレスチナ人により通常の日常生活に必要とされる水の莫大な欠乏に帰着してきたと、報告は述べる。カウシュ氏によると、パレスチナ人各々は、浄水を1日当たり62リットルしか受け取らない。「これは、世界保健機構 (WHO) 基準による1日一人当たり必要量の50パーセントに過ぎない」。

イスラエルは、パレスチナの天然水源の殆どを支配している。彼らは、パレスチナ人に、真実、新鮮な地下水に到達しない表面的井戸を掘る認可のみを与える(イスラエル人入植者らに300m掘るのを許す一方、そこに住んできたパレスチナ人に許されるのは160mまで:アーカイヴ記事参照)。西岸地区の多くが、水ネットワークへのアクセスを奪われ、トラクターに引かれる配水タンクに依存する。「それらは、正規の水質検査や他の衛生的問題(の検査)を受けておらず、安全でない」と、報告は述べる。「そうしたタンクの水の価格は、村々ばかりでなく都市においても、もうひとつの問題だ」(アーカイヴ記事参照)。

パレスチナ人により消費される水の50パーセント以上が、イスラエル人から買われる。仮に彼らが供給を止めるなら、パレスチナ人すべてにとり、利用可能量は、1日当たり32リットルまで減少するだろうと、報告は述べる。「これは、パレスチナ人が、彼ら自身の水に関して主権を持たない限り、現実の脅威下で生きていることを意味する」と、カウシュは付け加えた。

報告はまた、過去15年にわたる気候変動が、被占領西岸の自然水利を65パーセント以上減少させてきたと示唆する。「これは、要求が増大する一方、供給が減少することに加え、天然水源への余分圧力となる」。報告は、要求が供給を上回るアルファレア、アルオジャ、ファサイール水泉の例を示した。

ガザ回廊で、状況は、イスラエルによる続く封鎖で、西岸でのそれより急速に悪化している。「ガザ回廊での水危機は、悪化する健康と環境状況に帰着してきた」と、報告は述べる。「地下水源の殆どは、肥料に汚染されてきて、使用するのに安全でない」。

報告は、ガザの人びとが、日常の必要のため、まだ地下水帯水層を使っているが、飲料には、商業企業で売られる濾過水に依存すると説明した。

原文:Middle East Monitor

アーカイヴ:一滴でない:イスラエルが子ども時代の思い出と共に泉を奪う(2011年12月21日)
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2012年06月22日

Eshilイスラエル刑務所で拘留者40人負傷

2012年06月19日火曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

イスラエル兵士らが、火曜日、ベーラッサベ(ビールシヴァ)のEshilイスラエル拘留施設の区画を襲撃し、およそ200人の拘留者を数時間太陽下に追いやり、少なくとも拘留者40人を負傷させた。

兵士らは、拘留者を攻撃し、蹴り、棍棒で打ち、彼らの持ち物を傷めつつ、房とベッドを捜索した。兵士らはまた、拘留者たちの房と持ち物を捜索するのに犬を使った。

刑務所当局はまた、拘留者16人に独房幽閉を強制し、扇風機やテレビいくつかを没収し、拘留者が刑務所売店に行くのを否定した。

拘留者たちは、刑務所行政に、没収された装置や持ち物が戻るまで、彼らが食事を拒絶するだろうと告げた。

Waed拘留者・元拘留者協会は、拘留者たちに対するイスラエルの攻撃を酷評し、拘留者攻撃での、武器と過度の暴力の使用は、国際法と、第4ジュネーヴ条約を含む人権に関する協定すべてに直接違反すると述べた。

協会は、これら攻撃が、系統的で頻繁であり、拘留者たちの健康と生命を標的とすることを意図すると語った。

原文:International Middle East Media Center


 刑務所に拘留されていることほど無防備な状況があるだろうか。自国の刑務所を軍隊が襲うということを、ひとはどのように解釈するだろう。これは、訓練をかねたレクリエーションであると、アーカイヴ記事が暴いている。

アーカイヴ:戯れと「士気」のための殺人:眠るパレスチナ囚人への死に至るイスラエルの攻撃の衝撃ヴィデオ(05月21日)
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2012年06月21日

サルサクの死をいとわない意志がハンガーストライキ92日目にして彼に解放をもたらした

Allison Deger
2012年06月18日

マフムード・サルサクの空の胃袋と、イスラエルの告発なき投獄の92日間の闘いの後、今日、パレスチナ人サッカー・スターは、チョコレートをひとくち齧ってハンガーストライキを終えた。

サルサクの弁護士、モハマド・ジャバリンは、ガザのサッカー選手が、2012年7月10日の解放で刑務所行政との取り引きに達したと、今日午後、確認した。

Ma'an News Agencyから:
(略:アーカイヴのMa'an記事参照

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サルサクを支援するサッカー選手フレデリック・カヌーテ。 (Photo: Reuters)

サルサクの解放は、自由の望みを殆ど与えない行政拘留の過酷な形式、イスラエルの「非合法戦闘員法」により命じられた彼の3年の投獄に対し、その足を踏み鳴らしたサッカーのスーパースターたちの国際的騒ぎに続く。この投獄形式で、拘留者たちは、知らされない犯罪で彼らの無実を証明するのに、そして -- さらに不可能な -- 彼らがイスラエルに対し将来の脅威とならないと証明することに苦しめられる。イスラエル法制度内の現存しない自由への方針に照らして、サルサクの自由は、国際的プロサッカー選手協会、FIFPro、そしてスポーツのスーパースター、エリック・カントナのアシストで、瀕死のハンガーストライキの後にのみ達成された。

The Nationのスポーツ特派員、Dave Zirinは、FIFProの長、ゼップ・ブラッターを、サルサク解放の陰の原動力として指し示す。しかし、Zirinは、ブラッターの煽動が、政治的原則でなく締め付けの結果だったと主張する:

もしサルサクが死んで、ブラッターが何もしていなかったなら、憤慨が、スポーツトップの在職権を終了させ得たと言って構わない。それはまた、ヨーロッパの「イスラエルのアパルトヘイトにレッドカード」運動により既に標的とされるイスラエルでの2013年UEFA(ヨーロッパ・サッカー連盟)トーナメントだけでなく、カタールでの2022年ワールドカップをも危険に曝し得た。核戦争があった場合、ゴキブリとブラッターだけが無傷で立ち去るだろうとわたしは確信する。

サルサク解放が発表された現在、イスラエルは、彼がテロ組織、イスラーム聖戦に加わると考えたと、プレスに語った。これら非難は、サルサクの弁護士、彼の家族や友人たちにとり、初耳だ。これは、その唯一の犯罪が、サッカーをするために境界を越えようと試みていた誰かだ。彼の逮捕は、彼がピッチでしたかもしれないものすべてより、この「ネイション(国家)なきナショナルチーム」を貶める、より幅広い努力の一部として以上と見なされている。わたしたちが知るものを与えられ、何か言うまでブラッターと友人たちが3年を要したことは驚くべきで、しかし、国際的連帯と自覚がイスラエルの支配力に強いたことを含むすべてが、同様に驚くべきだ。

ブラッターの適法手続きへの内容の乏しい呼びかけは、確実に効果があったが、サルサクの事例は、安全国家として偽装する小心に計画された不正のイスラエルの制度への、また訴えの合理的経過のないところでの行政拘留使用への鍵穴として、最も注目せずにいられない。99.7%という不可解な軍事法廷での有罪判決で、殆ど死にいくことと世界的草の根運動が、公正の滑走に対する手数料だ。

全文:Mondoweiss

アーカイヴ:弁護士:サルサクが解放取引でハンガーストライキ停止(06月20日)


 木曜日(6月14日)、イスラエル最高裁でサルサク解放をめぐる判決が出ることになっていたから、わたしはその結果を待っていた。アッダミールもやきもきしながら、最高裁裁決の情報が全く入らないと報告してきた。結果から察するに、ニッポンの裁判所が言うところの「和解勧告」だったのだろう。証拠もなかっただろう「行政拘留」の法的決着を回避して、サルサク逮捕に関わった連中の責任を問わない唯一の方法、サルサク解放の方向での合意を促した、のだろう。
 サルサクの逮捕は、The NationのDave Zirinが報じるように、イスラエルの「行政拘留」の不正を世界中に知らしめた。それはそれで大きな仕事だったとはいえ、それでもなおサルサクはピッチで仕事したかっただろうと、わたしは思う。
 記事の画像で、フレデリック・カヌーテが中に着たシャツに日本語で「パレスチナ」とあるのが読めるだろうか。1行目は、恐らくスペイン語(他のラテン語も大方同じだけれど)で、3行目はアラビア語で大きく「パレスチナ」と書かれているが、2行目に黄ばんだ小さな文字で、3言語、ドイツ語、日本語、英語の順で「パレスチナ」と書かれている(この画像では読み取り難い、わたしは他の大きな画像を見ているので)。ニッポンメディアは世界が報じたサルサクの記事を報じたのだろうか、わたしは全く気づかなかったけれど...
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